世界観には書き手の価値観が見える情報発信が必要!

実は、住宅情報誌とか関連ポータルサイトとか、住宅事例の写真がたくさん掲載しているサイトとかは、ほとんど見ていません。というのも、どれも似たり寄ったりに見えるからです。決してデザインが良いとか悪いとかそういうのではなく、どれも似て見えてしまうんです。

家は既製品の組み合わせである以上、モノ目線で考えたら、オンリーワンの家なんて、まず作れません。もちろん、間取りと素材の組み合わせを考えれば、どんな家もオンリーワンになるのですが、そんな微々たる違いは一般のお客さんは気付いてくれません。

だけど、つくり手側は、技術のアピールをしたがるんですよね。想い入れがあるから余計に・・・でも、専門的でなかなか一般の方が触れないような技術だからこそ、アピールするほど響きません。

同じ商品(家)を扱っていて、リピートもない、建てる人は減り、同業者となる提供側も多い。その中で、コンセプトやターゲットから差別化をしていくことも必要ですし、「情報発信」も継続していかなければ意味がありません。

ここで重要になってくるのが、世界観です。

広告費を掛けられないなら世界観をつくろう!

毎月30~40万円以上の広告費を掛けられるなら、お金のチカラを借りて、イメージ戦略で擬似的な世界観をつくることが簡単にできます。いろんな媒体にガンガン広告を出せば、よほどひどいものでない限り、それなりに成果は出るので(笑)

ですが、それが難しい場合は、「世界観をつくる」ことをしていきましょう。

「世界観のある家づくり」と言っても、何か特殊なモノを使ってつくるわけではありません。冒頭で挙げたように、どんなに工夫したとしても、コストバランスを考えたら、これまでと同じ既製品の組み合わせなんです。

そこで「世界観のある家づくり」のために必要なのが、先駆けて行動することなのです。

誰もがためらって行動に移していないのなら、情報発信よりも先に行動した方が良いですよ。早く形を作れば、情報発信も楽になります。いや、よほど凄いと、周りが代わりに発信してくれるので、自ら情報発信することすら必要なくなったりします。

でも、ほとんどの人は小利口なので、失敗が怖くて行動に移せません。そうすると、どんどんハードルが上がっていくんです。情報発信も必要になり、ただ伝えればいいってものでもなくなります。出遅れた皆が同じ位置にいますからね。後に残れば残るほど、差別化は難しくなります。

住宅業界ではもはや、情報をただ伝達するのではなく、「書き手の価値観が見える情報」が必要なのです。

これは、正直ハードルが高いです(笑)書くスキルは必要だし、届ける相手も集めないといけません。そして、ただ書くだけでなく、書き手が見えるような価値観の明確さも必要です。

ただその高さの裏には、マネされにくいという意味も含んでいます。マネしているような底が浅い奴にはできないということです(笑)

あなたの価値観は、好き嫌いから始めてみては?

価値観といっても、何も難しいことを述べなくたっていいのです。単純なところだと、好き嫌いを表現することです。「嫌い」は相手に角が立つので、具体名は避けたほうがいいですが、「良い」と思った家とか、紹介したほうがいいですよ。

例えば、普通にこの記事「良いな」と思ったので、シェアしました。


自分も過去に、タバコネタは書いてるんで、「おっ、そんな工務店いたんだ」と思って、シェアしました。

住宅業界って、足の引っ張り合いをするか、コソコソ静観するかで、他社を褒めないですからね。いい加減そんなマインドは変えましょう。少なくとも同じ商圏内でなければ、直接業績に支障はないはずですよ。

そして、そもそも論として、家は好きですか?家が好きなら、その反対の嫌いや苦手の感情もどこかに対して生まれるはずです。もっと感情を出しましょう!

家が好きではないと答える方には・・・惰性やお金のためだけに仕事をやっているのであれば、このブログは為にならないので、今後読まないほうが良いですよ(笑)

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。