世界観がなければノウハウはあなたを変えてくれない!

強烈なタイトルですが、ノウハウに対しての「やり方」と「あり方」を見抜いていかないと、ノウハウはあなたを変えてくれません。

例えば、競合が撒いているチラシって、同じ商圏内に住んでいたら、自宅にも入ってきたりしますので、良く目にすると思います。その他にも、ネットの広告だったり、ポータルサイトだったり、住宅情報誌だったり・・・・

その中には、真似したくなるような広告もあると思います。また、住宅ノウハウで「これを真似てください」といったチラシテンプレートなんてものも売ってたりします。

その手法を自社に応用して真似して作る・・・でもこれは、「やり方」を真似しただけなんです。今の時代、これでは上手く行かないんですよね。

「この広告は何を意図して作っているのだろう?」と見抜こうとすることが、「あり方」になります。例えば、

  • どんな人がターゲットなのか?
  • どんなことを伝えようとしているのか?
  • どうしてこんな表現を使っているの?
  • この広告手段の目的は?

など、「誰に」「何を」「どうやって」という、その辺りを見抜けるようになると「あり方」が分かってきます。

プランもカタチだけ真似しても上手くいかない

プランニングも同じように、カタチだけ真似しても上手くいきません。「この間取りだから売れる」「このデザインだから売れる」ことなんてないんですけど、そう思いたいんですよね。だから、偽名使ってコソコソと競合の見学会に行ったり、ツアー視察にも参加したりします。

視察した同業者は「こうすればいいのか!」と、やっている設計を必死に取り入れるんですよ。これは正に「やり方」にしか目が行ってないということです。

そうやって生まれたのが、『白くて四角い家』です。ある時期から、一気に白くて四角い家は増えました。白くて四角い家ならデザインが高く見えますからね(笑)

でも、、、真似したところで売れやしない。

なぜなら、その家が活きるための世界観の演出や、伝えようとしている想いなど、「あり方」まで整っていないからです。だから、その家に対する「なぜ?」の問いかけをしていけば、ボロが出るんです。実はこの「なぜ?」の部分を考える事が、ノウハウなどの「やり方」を活かすことにも必要なんです。

その「なぜ?」に対する答えには、数学のような定められた答えはありません。なぜなら、あなた自身が自分と向き合い決めなければいけないことがたくさんあるからです。

正直、ブログには書けないほどのパクリ事例(パクられた事例)を多々知っています。それらの事例を踏まえると、「やり方」は後付けでも何とかなりますが、「あり方」は普段から意識しておかないと、なかなか身に付きません。やはり、基本を無視したら、結果は出ないですね。

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。