【感想】高学歴大工集団 Kindle版

業界では有名な会社・平成建設の秋元久雄社長の著書『高学歴大工集団』をKindleで読みました。ちなみに、今なら、5月22日現在、Kindle Unlimitedだと0円です。

高学歴大工集団 Kindle版

大工は超エリートだ! IQの高い若者こそ大工になれ!不況真っ只中にある建設業界で一人気を吐く建設会社がある。『カンブリア宮殿』でも話題になった平成建設だ。建築の全工程を外注せず、完全内製化している平成建設は業界の異端児と呼ばれているが、東大をはじめとする一流大学・大学院生が大工になりたいと入社を希望してくるのだ。このままでいくと日本に大工はいなくなる。日本建築のすばらしさを世界に、そして後世に伝えていくために会社をつくったという秋元久雄が、大工育成だけでなく、「部長は部下の選挙で決める」「社員が社長を査定する」など、不況をものともしない驚異の組織力のすべてを書き尽くした。

出版自体は、2009年の8月なので古いです。昔、紙本でも読んだことがあったので、電子書籍での再読でした。

内容は、社長自身が実践してきたことをベースに書いていますので、ちょっぴり自画自賛な部分も感じてしまうのですが、古き良きを重んじ、大工や職人が一番みたいな内容なので、ものづくり系の人たちには受けの良いことばかり書いています。

直感的な感想を書くと、古きを尊びすぎる気がして、共感できる部分と気持ち悪さの半々です。個人的には大工や職人もフラットであるべきと思っていますから。でも、高学歴のスマート大工は好きですけどね。

そして、これを読んで共感したとしても、同じように成功はしないということです。なぜなら、秋元社長ほどの行動力や実践力があるか?と問われると、なかなか「うん」と返事ができる人はいないのでは???また、時代もちょっと前なので、同じことをやっても無理でしょう。平成建設の社員になるなら別ですけど(笑)

正しい答えの一つではあるけど、これが絶対とは思えないということですね。もっと違う答えもいろいろあると思っています。というか、違う答えを生み出せなきゃ、業界はどんどん廃れていきます。

ただ、共通して言えるのは、たとえ異端であったとしても、自分を信じ、行動や実践することが必要だということですね。

高学歴大工集団[Kindle版]

高学歴大工集団[Kindle版]

  • 作者:秋元 久雄
  • 出版社:PHP研究所
  • 発売日: 2013-09-24

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。