思い出を語らせるために、最中は体験させる。

昨年話題になった、映画『君の名は。』のBlu-ray&DVDが、本日7月26日発売開始で、Amazonでは動画配信も始まっています。

めちゃくちゃ流行りましたからね。映画本編だけでなく、RADWIMPSのPVやら、聖地巡礼やら、マーケティング手法やら、いろいろな切り口から取り上げられていましたよね。

劇場で見に行けなかったので、動画配信で早速観てみました。

内容は、ポカリスエットやサイダーのCMが似合う感じぐらい、爽やかでさっぱりしすぎてて、中高生向けな気がしますね。どうやら「面白くなかった」と言うと、信者から批判されるみたいです(笑)

過去作の方が好きかな。。。

個人的には、同監督の過去作『秒速5センチメートル』の方が印象に残っています。

こちらの方が、主人公の女々しさや、青臭い言葉に酔ってる様な妙な気持ち悪さが、過去を回想する大人にとっては、人間臭く感じて、印象に残りやすいのかもしれません。

10代当時の恋愛中に、言葉で情景描写なんてしないけど、大人になって回想したとき、「あーだった。こーだった。」と、美化してしまう思い出補正も入りながら、都合の良い言葉で描写してしまうでしょ?そういう部分が重なる人は多いんじゃないでしょうか?

なので、中高生には向いてない内容かもしれませんね。

最中は感覚で感じ、思い出は言葉で描写する。

ちょっと前に、ごく普通の家の方のインタビューを何件かした時、質問してもそこまで魅力的な言葉が出てこないケースが多々ありました。

なぜだろう?と思い、どんな風な家づくりの進め方だったかを聞くと、大して『家づくり』を体験していないんですよね。DIYなんてもちろんしてないですし、深く聞いてみると、営業マンに任せっぱなしや、安さに惹かれてたりで、『家づくり』というものを体験して、感覚で感じることを経験していないわけです。

・・・そりゃ、魅力的な言葉が出てきませんよ(笑)

上記の例じゃないですけど、人間、体験したことを思い出として語る時は、美化してしまう思い出補正が入るので、実体験で感じた以上のことを語ります。もちろん、説明者側の理解力や語彙力にもよるので、その人にとって、わかりやすい体験であることが求められますけど。

思い出を語らせるために、最中は体験させる。という視点は、めちゃくちゃ大事ですよ。

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。