このところ、メルマガでは、家づくりにおいて、これまでの常識とされてきてることに、疑問を投げかけています。
- 求められた家をつくることはレベルの低い話?
- 『子育て住宅』は価値にならない!?
- 『カフェ風』は時代遅れ!?
- 意識して暮らすのはしんどい?
- 『暮らし方に合わせる』もヤバイ!?
- 『暮らし』というフワフワしたものを尊重しすぎてる!?
これらのことは、別に天邪鬼的にただ逆をついてるわけではありません。
人口減ってるわけだし、賃貸も向上してるわけだし、中古市場も昔よりは活性化してきているわけだし、注文住宅市場は確実に下り坂です。
上り調子の業界なら、そのままの流れに従えばいいでしょうけど、下り坂である以上、昔からの業界人が言ってることを大抵疑っています(笑)全てが間違っているとは言わないけど、全てが正しいなら下り坂になることはない。と思っているわけです。
また、つくり手側が余っている時代に、周りと同じことをしていて、似たり寄ったりな家づくりをしていたら、成功するわけがないです。ぶっちゃけ弱者が、下り坂業界のニュース動向に振り回されていたら、確実に失敗するでしょう。
常に大多数の人間は間違っている
ビジネスなどでよく使われる言葉で、興味深い言葉があります。
「どのような道を選んだにせよ、
手本となる成功例が見当たらなければ、 周囲の人々がしていることを眺め、単にその逆の事をすればいい。 なぜなら、常に大多数の人間は間違っているからだ」
By アール・ナイチンゲール(自己啓発実業家)
『手本となる成功例』なんて、あるようで存在してません。大々的に成功例をかざすフランチャイズに加盟しても、皆が成功するわけではないですからね。フランチャイズモデルの一番の成功者は、本部ですよ(笑)また、『常に大多数の人間は間違っている』という言葉が間違っているなら、世の中皆、成功しています。
だから、衰退していく業界の中で、周りのその他大勢と同じことを弱者がやっていたら失敗します。
「なんだか皆使ってるな」という『業界の常識』は、衰退している業界の常識なんですから、ここらで一度疑って、再構築した方がいいですよ。