住宅ニュースをピックアップ【2017年8月21日号】

【1】「林業は成長産業」って、本当?

プレカット工場もそうですが、木材を加工する機械は、何千万、何億円と本当バカ高いです。加えて、CADなどのソフト費用もありますし、メンテンナンスやアップグレードなど、ランニングコストも掛かります。この機械分野にイノベーションが起きないかぎり、新規参入も難しいですし、今の流れでは売上は上がっても、利益は残らないみたいな感じになりそうですね。

【2】「あくまで個人の感想です」と書いておけば体験談OKの時代は終了のお知らせ

指摘されているのは健康食品や美容関係のようですが、体験談を出すなら詳細な証拠や根拠を併記しないといけなくなるみたいです。

9割が「個人の感想です」を見落としているということから、広告はキャッチコピーや見出しなどインパクトのある部分しか見ていないんでしょうね。

【3】わずか13日間で一戸建てを建設!?気になる「耐震性」は―中国

プレハブは好きですけど、中国だからどうしても微妙さを感じますね・・・出来上がりのデザインもダサいですし(笑)

【4】本物の北欧住宅と「北欧風」はまったく違う?【スパルタ!?な工務店】

日本の住宅に北欧テイストが取り入れられはじめてから、10年以上は経っていると思いますが、本物志向の前ではパチもんはかないません。溢れかえっているテイストでは「◯◯風」という表現は、主体性のない安っぽさを感じます。同じデザインテイストでも、「◯◯っぽさ」とか「◯◯の雰囲気を取り入れた」などの表現の方が良さそうですが、そもそも、なぜ北欧テイストの方が良いということになっているのか?その在り方を疑ったほうが良さそうですね。

【5】建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの

来春、森美術館で行われる展覧会です。日本の古建築と近現代の建築を比較分析し、その表現の差異や継承を貴重な資料や模型、体験型インスタレーションの展示を通して顕在化させるこれまでにない建築展とのこと。展示の様子が気になります。

【6】静岡)解体中の古民家見学、珍しい構造も

古民家に使われている樹木を知るって面白いですね。全部が銘木でもないですし、腐っても取替えがきく材と、腐らないよう質の良い材があったり・・・今だと構造材は、価格と加工のしやすさが優先されるので、仕上げの一部ぐらいこだわってみてもいいと思いますよ。

【7】国立新美術館 開館10周年 「安藤忠雄展―挑戦―」開催

10周年の記念に、国立美術館の設計者である「黒川紀章展」もやってほしいとことろです。黒川さんは、国立新美術館が竣工後の翌年に、都知事選や参議院選に立候補し、その2ヶ月後、亡くなられてます。

【8】大分)親子で楽しく木工教室 大分

つくったものが家でも使えるものがいいですよね。また、ベースを木材で作って、装飾を3Dプリンターとかつくったりしたら、面白いでしょうね。

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。