住宅ニュースをピックアップ【2017年8月27日号】

【1】世帯数の減少と住宅メーカーの戦略。ユーザーにとって、新築住宅は狙い目か

住宅業界のサイクルの遅さに加え、大手は決断に至るまでのスピードが遅いので、大手住宅メーカーが戦略として取り入れるころには、遅いんですよね。大手は遅くても資本力のパワープレイでカバーできますが、小さな会社が大手住宅メーカーをベンチマークにしていても、意味がありません。大手住宅メーカーがやらないことをやっていかないと廃れる一方です。

【2】2017年夏、日本各地を襲った水害。大損害を受けないための住まい対策とは?

現在の家のつくり方では、住宅だけによる水害対策には限界あるので、結局のところ、良い土地を選ぶしか回避策はない気がします。土地の価格は地方でも数百万円するのに、その土地の歴史も加味された詳細な土地情報って、一般の方はなかなか目にしません。最近になってようやく不動産情報にブロックチェーンが活用され始めているので期待したいところです。

【3】家選びのポイントと年収の関係とは?30代~50代の男性を対象に調査

価格は重要なポイントですが、一番重視するポイントに挙げる人は、600万円未満という偏りがあります。と言っても30%を超えてませんし、「所要時間」も同じように上位を占めている

【4】リノベーションの人気アイデア9選。DIYのヒントにも!

そのアイデアは、リノベーションも注文住宅も大してかわらないないのですが、リノベーションの方が施主の意識が高い方が多いのか、見せ方が上手い気がします。

【5】家具から内装まで、だれもが空間づくりを学べる拠点「KILTA(キルタ)」をつくる

体験できる工房が増えてきています。巻き込む魅力と信用があれば、クラウドファンディングでお金も集められます。もはや見せるだけのショールームは時代遅れですね。

【6】設計図より狭くない?「7坪ハウス」の女主人が着工後に感じた不安

おひとり様の会社員(女性)が、40歳で都心に「7坪ハウス」を建ててみた。という企画自体も面白いのですが、この施主自体が文章を書ける人なのも大きいですね。施主の魅力を活かし、どう巻き込んでいくか?大事な視点ですね。

【7】~暮らしのアイデアがつまったライフスタイルブック~『IKEAカタログ 2018』のテーマは“やっぱり、家がいちばん” さらに進化した「IKEAカタログ」アプリも配信開始

『IKEAカタログ 2018』のテーマは“やっぱり、家がいちばん”ですので、自分らしく快適に過ごせる場所や、大切な人々と一緒に過ごすための空間にフォーカスし、リビングルームの新たな考え方を提案してくれています。オンライン版カタログの見せ方も参考になりますよ。

【8】せまくても機動力UP。もっと料理が楽しくなるキッチンづくり

無印良品の「壁に付けられる家具シリーズ」はDIYも可能なので、下手に造作して作り込むより、使い勝手がいいです。利用者がその様子をブログでアップしているのが、いい参考記事になっていますよ。

【9】建て主の95%が間取りを「やり直したい」

95%の方が間取りを 「やり直したい」と 思っていて、その内、築年数10年以内が30.5%、11~20年も30.5%と、 20年以内で過半数超えという結果です。その不満として多いのが、駐車場に不満が73.4%、玄関に不満が71.9%。

多分、新築当初はこの間取りでいいと思って決めていたことでしょう。 限られた土地の広さに、限られた予算、その中で少しでも広く、敷地いっぱいに建てようとし、リビングや寝室や子ども部屋などの広さを求めたら、自然と、外構はおろそかになり、玄関は狭くなります。 この不満は起きて当然ですね。

【10】すてきな子どもの写真を撮るための5つのコツ

住宅の写真を撮る際も、子どもは鉄板です。良いカメラマンは、子供との距離感を上手く取りますよ。

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。