マジな話、一回、つくっている家を見つめなおした方がいい。

小さな会社が大手住宅メーカーをベンチマークにしていても、意味がありません。

なぜなら、大手は決断に至るまでのスピードが遅いので、大手住宅メーカーが戦略として取り入れる頃には、もう遅いんですよね。その企業構造から、今の時代の流れについていけないんですよ。

ただ、大手は遅く参入しても、資本力のパワープレイでカバーできます。でも、小さな会社はそれができません。だから、大手住宅メーカーをベンチマークしていたら、取り残される一方です。

そして、改めて「遅い(笑)」と思ってしまったのが、この記事。

編集担当者が書いている記事なので、どこまで正確なのかはわかりませんが、

各社ともに、新築市場で他社との差別化を図り、シェアを獲得するためにマーケティングの強化に乗り出している。その一つのキーワードが「女性目線」「ママ目線」だ。

という内容が確かなら、その遅さは確実なものですね。。。

「女性目線」「ママ目線」という視点は、10年前からやっているところはいますし、5~6年位前から色々なところで見受けられるようにもなりました。なので、差別化要因というよりは、当たり前の標準になりつつあります。

ただ、誰もが気付くぐらい世の中に浮き出た要望を聞いて、それを形にしても、それだけでは結局、満足度はしれてるんですよね。だから、その流れで、いくら新たな住宅を開発したところで「注文住宅2.0」止まりで、次のステージに行けないんですよ。

体験や巻き込むことへのシフトチェンジ

今、モノをつくるチカラのある人達は、「体験」や「巻き込む」ことにシフトしてきています。

見せるだけのショールームは時代遅れ

2017年8月24日

そして、これらを実現するには、魅力的なコンセプトが必要です。魅力がないと、体験も巻き込むことも難しくなってきます。

ちょっと前までは、「コンセプト」よりも「集客方法で改善」という傾向が多かったですが、集客方法も成熟してきて、結局、本質的なところに行き着いてきています。

誰からも言われないと思いますが、上手くいかずモヤモヤしているなら、マジな話、一回、つくっている家を見つめなおした方がいいんですよ。小さな会社ほど、そこに向き合えるだけの小回りさがあるはずですよ。

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なぜ、財務に強い経営でお金が回る仕組みが必要なのか?

工務店経営者に「一番の悩みは何ですか?」と問うと、上手くいってる会社も上手くいってない会社も、「集客」と答えてしまいます。いち早く改善すべき問題や課題は、本当に「集客」なのでしょうか?

例えば、「顧客を得るたびに利益を失っている」とか、「顧客を得るためのコストが非常に高い」など、こういった状況で、広告宣伝費に投入し集客したとしても、無駄使いとなってしまいます。

つまり、経営が健全でない状態のまま投資をするということは、成長や利益を得ることに対して投資効率が悪いということなのです。だからこそ、事業に大きく投資する前に、たとえ今赤字であっても、お金が回る健全な経営にしておく必要があるのです。


 

ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。