「自然体に暮らす」とは、暮らしの哲学がなければ実現できない領域

先日、ちょっとした時間つぶしに本屋に寄ったところ、女優・石田ゆり子さんのエッセイ「Lily ――日々のカケラ――」の表紙の雰囲気に惹かれ、ふらっと立ち読みしてしまいました。

本を手にとって、ふと読みたくなったのは、本の帯に書かれている文中の引用文があって、それを読んだ瞬間、中身が気になったわけです。

楽で美しいものはないのだと思います。
子どもも、若者も、野生動物も、必死に生きているから美しい。
大人だって、美しいと言われるような存在は、ただ安穏と過ごしているわけじゃない。周囲に甘んじない生き方をしているから、美しいのだとわたしは思うのです。

「Lily ――日々のカケラ――」帯文より

女優・石田ゆり子が日々、大切にしているのは、とてもささやかなこと。
心地よい空間に身を置く。からだの声をきく。人と比べない。
変化を恐れず、切り口は新しく。ユーモアを忘れず、いまを楽しむ……。
あたりまえかもしれないけれど、そんなささやかなことの積み重ねが〈いまの石田ゆり子〉を作っています。
10代のころからとことん自分と向き合い、もがいたなかで得た、石田流哲学&美学。それは老若男女問わず、誰にとってもなにかしら支えとなる、心地よく生きる技が潜んでいます。
大好きなものなどについて綴った21編のエッセイ、正直に語ったロングインタビュー。美の秘訣やお気に入りレシピ、硬軟とりまぜた103のQ&Aほか、全編撮り下ろし、書き下ろし。同居人(猫)・ハニオとタビの成長日記のおまけつきの、石田ゆり子のカケラがたっぷり詰まった、やさしくて、とびきり楽しい1冊です。

ささっと読んだ程度ですが、内容はめちゃくちゃ良いです。(後で、電子書籍で買おうと思ったら、電子書籍化されてない・・・)

石田さんは、ドラマ「逃げ恥」の頃から火がついたような気がしますが、最近では、アラフィフとは思えぬ美しさを保っていることでも話題になっていますよね。

ただ、個人的には、ドラマや映画にたくさん出演しているけど、コレという印象に残っていないんですよ(笑)元々、派手なタイプの女優でもないし演技派という印象もない。若い頃から活躍しているけど、若い頃は妹の石田ひかりさんの方が知名度があったし、そこまで注目されてなかった気もします。

一言で言うと、「美人だけど普通っぽさを感じる。」そんな印象でした。

だけど、この本を読むと、そう感じた理由がよくわかります。家では好きなものに囲まれていたいタイプで、インテリアもファッションも、流行モノを選ぶというより、本当に好きなものを選んでいる感じ。家で過ごす時間を大事にされているのが伝わってきます。

だから、CMで出演されているこの感じとはちょっと違う気がします。

こういうCMは演出が入るから、普通じゃないんですよね。嘘臭く感じてしまうというか(笑)

本から伝わってくる様子は、特別変わったことをしているわけでもなく、自然体です。でも、自然体で過ごすということは、ただ安穏と過ごして実現できるものでもなく、自分の中に暮らしの哲学がなければ、実現できない領域だったりします。

石田さんはその哲学があり、だから、「普通を画にできる魅力」を持ってるんだなと感じてしまいました。

おまけ

「Ku:nel (クウネル) 2018年 3月号」に、石田ゆり子さんの特集が6ページ程度載っています。Kindle Unlimitedの対象になっているので、利用している方は読んでみてください。

ただ、Ku:nel (クウネル)は、リニューアルしてから、ほんと評判が悪い(笑)既存客の想いが強かった分、マイナスに働いてる気がしますね。ネーミング、変えればよかったのに・・・

既存客を捨てて、新規客を求めるから愛されなくなる!「クウネル(ku:nel)」の大幅リニューアルが賛否を集める。

2016年2月14日

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。