気になる視点「プロの私生活&観る・撮る・食べる」

先日、アメトーークで将棋を取り上げた「将棋たのしい芸人」で、気になる視点がありました。

将棋は、子供の頃少しやったくらいのルールを知ってる程度なのですが、以前にも下記のような記事で取り上げたように、ここ数年の将棋界は堅さがほどけてきていて、初心者でも接しやすい状況になっています。

将棋界の堅さのほどけ方を住宅業界も見習いたい!

2016年10月7日

女流棋士・高橋和さんの想いをカタチにした「将棋の森」は、北欧スタイルの将棋スペース?

2016年5月7日

棋士と建築家、個の魅力やスキルで勝負していくという点では、共通している要素はたくさんあると思っています。

プロの私生活は魅力的なコンテンツになるか?

将棋好きの人にとっては、棋士のプライベートが見たくなる。そういった背景からか、昔、「棋士名鑑」という棋士にプライベートにスポットを当てた、DVDが発売された。

記念すべき第1巻は、谷川浩司さん。永世名人でもあり、切れ味鋭い攻めの棋風で多くの将棋ファンを魅了しています。

だが、2巻3巻と続くことはなかったそうです。プロのプライベートの姿は、ハイレベルなプロであっても、よほどのアイドル性がない限り、ビジネスとしては成り立たないってことでしょう。「金払ってまで見たいとは思わない」ってやつです(笑)

ただ、プライベートなどをさらけ出すことで、親近感を与えるという点では良いので、お金が掛からないSNSやブログなどの地道な発信が、最適ってことですね。

メインの楽しみ方以外の楽しみ方を作り出せるか?

その他、面白い視点だったのが、将棋を指すだけではい他の楽しみ方で、3つほど挙げていました。

  • 観る将=指さないがプロの対局を観る。
  • 撮る将=棋士の写真を撮って楽しむ。
  • 食べ将=棋士が注文したメニューを食べる。

それぞれの視点は、住宅でも活かせるのでは?と思っています。例えば、

「観る将」の視点で考えたら・・・

つくり手と施主以外が、他人の家であるその施主の家を楽しめることができるか?ということでしょう。見学会の集客にも繋がる話ですね。

でも、新規客だけに限ったことではないですよ。すでに引き渡した施主にも同じことが言えます。すでに引き渡した施主も楽しめるかどうか?

大半は、すでに引き渡した施主を、見学会には招待しないですからね。お客にならないから(笑)

「撮る将」の視点で考えたら・・・

「写真を撮って楽しむ。」って、建築物には鉄板ですし、住宅にも一見ありそうなのですが、これが意外と少ない。外観に限らず、内部も・・・。

多分原因は「映えない」ことかと。住宅そのものが映えてないケースもあれば、映える構図が見つけられないケースもあるでしょう。

まずは、スマホからで十分なので、つくり手側から「写真を撮って楽しむ。」ことをしないといけないでしょう。

「食べ将」の視点で考えたら・・・

将棋の場合は対局が長いし、長時間同じ絵面になりがちなので、途中の食事が注目されています。「将棋めし」というマンガもあるぐらいですから。

でも、住宅の場合は、つくり手側の食事よりも、家電や雑貨を使いこなす様子だと思いますよ。ただの建築物だけでは豊かな暮らしは実現しません。最近、建築家が勧める家電やツールの記事も出てきましたが、まだまだ少ないですね。

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。