初歩的だけど間違いやすい粗利益率の計算

粗利益率の計算で間違いやすいパターンがあります。

例えば、原価1500万円で粗利益率を30%とるためには、見積はいくらになりますでしょうか?

1500✕1.3=1950万円?

・・・ではないですよ。 1950万円だと粗利益率は約23%になってしまいます。

正しくは、「見積額=原価/(1-粗利益率)」なので、1500/(1-0.3)=約2143万円となります。

意外とこの計算を間違える人は多いです。(私自身も会社員時代間違えていました。笑)

この辺りの公式は以下の通りです。

  • 見積額-原価=粗利益額
  • 粗利益額/見積額=粗利益率
  • 原価/原価率=見積額  ※原価率=(1-粗利益率)

注文住宅の場合、見積額から計算するというよりは、原価がわかって利益を乗せて見積もりを出すというケースが多いので、上記の例で計算することが多いと思います。上記の例はまとめた金額で取り上げていますが、個々でも同じことがいえます。

すごく初歩的なことですが、こういった間違いをしていると、粗利益率30%を取っているつもりが、実際は23%ということになります。住宅の場合、金額が大きい分、粗利益の差額も大きくなります。上記の例だと、粗利益額の差は約193万円ですからね。

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

【12月11日開催】経営のシンプルな法則を知るだけで業績が良くなる!

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。