一昨日は3月11日で、
震災絡みのニュースや企画が
目立ちました。
個人的には、利益をあげて、
ちゃんと税金を払うことが、
全うな復興支援だと思ってますので、
目立つために奇を狙った企画は、
あまり好きではありません・・・
災害を考えると、
いつ起きるかわからないので、
起こりうる可能性を想定しておくことは、
経営者にとっては大事なことです。
例えば、安全確保や安否確認は、
個人レベルの話に関わることですが、
ビジネス部分で言えば、
「キャッシュを貯えること」
です。
大きな災害があると、
ビジネスは止まる可能性が
非常に高いですからね。
3月11日当日は、金曜日でしたから、
とある工務店では、不運にも、
土日に完成見学会を行う予定で、
金曜の朝にチラシを撒いてました。
撒いた以上、開催はしたものの、
来場は0組、翌週も0組・・・
たしか、50万円くらいの
広告宣伝費を掛けていたかと。
3.11の時は、ブログの更新すら、
不謹慎みたいな空気が
漂っていましたからね。
その前は災害ではないですが、
リーマンショックです。
どっちの時も、その影響で、
潰れていった工務店も
それなりの数ありました。
歴史を振り返ってみても、
大きなダメージを与える何かが、
定期的にやってくるわけですから、
耐えうるチカラ、
営むチカラを、
備えておく必要はありますね。
「キャッシュを貯える」
これを実現するには、
提案する住宅など商品も含めた、
ビジネスモデルの問題なので、
すぐにというわけにはいきません。
なので、問題がない時に、
早く構築しておくことが求められます。
病気が治療より予防の方が、
コスパが良いように、
事態が起きてからだと、
一筋縄ではいかないこと
だらけですからね。