工務店経営者はキャラクターを育てる側に回ろう。

世の中には色んなノウハウがあるんですが、これは距離をおいた方がいいなと感じてるのは、ウェイ系と言いますか、「キャラ作ってウェーイ」というやつです。具体的に何とは言いませんが(笑)あなたがキャラを作ってウェーイしたところで工務店経営は改善しません。

ウェイ系とは?

  • 飲み会が大好き
  • イベントごとが大好き
  • 集団性を強調する
  • チャラさを出す
  • ノリ感がある
  • コミュニティ感を強調する
  • 騒がしい感がある
  • 馴れ馴れしさがある

という感じで、大学生のノリみたいなヤツです。

工務店のSNSやホームページでもたまに見かけますよ。不自然な表情の自撮りが1日に何度も投稿されるのも、見ていて気持ちいいものではないですし、正直「キャラ作ってウェーイ」は、好き嫌いで言ったら嫌いというか苦手です(笑)

ただ、個人的な感情論抜きにして客観的に捉えるなら、ネット上で結果を出したければ、キャラクタービジネスが一番確実です。(工務店は店舗を構えてという流れではあるので、ネットの結果が、必ずしもリアルに結びつくかと言うと、そうでもありませんが。)

でも、リアルな人間でブランドをイメージするキャラをつくっていくのは、もう変わっていくだろうなとも感じています。

いくらキャラだからといって、小汚いおっさんが露出してきても困るでしょ(笑)かわいい、ゆるい、きれい、カッコいい、シブい等、洗練される必要はありますよ。

2003年、CGキャラが歌う

今から15年ほど前の2003年、倖田來未さんの「real Emotion」という曲に、CGキャラとのコラボがありました。

ミュージックビデオでは、メインが倖田來未さんで、その内2割ぐらいがCGキャラが歌う映像が差し込まれていましたが、公式映像がないので下記はゲーム映像です。ゲーム映像では、全てCGキャラが歌うシーンになっています。

今見返すとCGの動きやクオリティにはまだまだ感を感じてしまいますが、当時のファイナルファンタジーのCGのクオリティは、かなり注目されてました。正直、当時このクオリティでCG映像を作り込んでいくのは、プロの中でも最上位じゃないとできないレベルだったかと。

ちなみに、当時はまだ学生時代で、ちょうどグラフィックやCGを学んでいた時でした。たしか、CGオタクの同級生は「こんなことができるのか!」って興奮してましたね。

2015年、ルイ・ヴィトンのモデルがCGキャラ

同じファイナルファンタジーですが、シリーズの異なる別キャラが、2015年にルイ・ヴィトンのモデルになっています。

2016年もモデルを務めています。

2015~6年だと、CGのスペックもクオリティも上がってきてるので、静止画ならかなり洗練されたものをつくることが出来ています。また、こういうキャラクターは、トラブルやスキャンダルなど不祥事を起こさないので、クライアントとしてはありがたいでしょうね。

2016年、Vtuber誕生

2016年には、YouTuberとして動画配信・投稿を行うCGキャラクター・バーチャルYouTuber=Vtuberが誕生します。

CG動画と声の別撮りで録画してるのではなく、大半はライブ放送で、人間の動きをCGキャラクターに反映させるモーションキャプチャーで連動させています。

「キャラクター」からリアルな人間がどんどん見えなくなっていく。

上記の流れを汲み取ると、大きな動きとしてあるのは、「キャラクター」からリアルな人間がどんどん見えなくなっています。

CGにせよVtuberにせよ、オリジナルのキャラを作り込もうとすると、それなりの知識と技術も必要ですし、お金も掛かることではあります。

追記:オタクと一般との感覚にも差があり、一般の方にはまだそこまで浸透していないにも関わらず、オタク間ではもう飽きられてる感も出ているみたいです。(バーチャルユーチューバー(Vtuber)は登録者数ほど閲覧されていないのではないか

ですが、2Dのイラストならそこまでは掛からないですよ。住宅展示場のように着ぐるみまで用意する必要はありません。

キャラクターを社長じゃなくて従業員がするにしても、辞めるリスクもありますし、あなた自身がキャラを作ってウェーイするくらいなら、企業のブランディングとして仮想キャラを作り、それを育てる方が、これからの時代には合ってる気がします。

以前、ブランドキャラクターを使って、飴を作ったことがあります。飴は1個辺りの単価も安く、コニュニケーションツールにもなるので、コスパの良い販促物になります。人間がキャラだとこういう展開もできないんですよね。

もちろん、リアルな人間のキャラクター戦略がなくなるわけではないでしょう。

事業が上手くいっている時は構いませんが、工務店経営者の本業は「キャラクタービジネス」ではないですからね。キャラ作りが好きな人は、自己重要感が満たされてない人や見栄張りな方が多いので、事業が下火になった時、本業に集中できるかというと、なかなか難しいんじゃないのでしょうか?

また、冒頭でも書いたように、おじさんが露出してきても困るんです。かわいい、ゆるい、きれい、カッコいい、シブい等の、洗練されたキャラクターの方が受け止められやすいと思いますよ。

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。