地方のとあるマンションの話です。
Aマンション、Bマンション共に、
築年数が30年前後の
少し古いマンションがあります。
2つとも似たような場所に
建っていますが、
30年の時を経たことで、
大きな差が生まれています。
Aは、70戸の部屋があり満室。
修繕積立費含む管理費が、
2万円ほどで滞納はありません。
なので、定期的な修繕や、
メンテナンスも行えており、
大規模修繕工事もしています。
空きの待ちがいるぐらいの
人気になっています。
Bは、40戸の部屋があり、
価格はAの半値ほどですが、
部屋は全部埋まっていません。
修繕積立費含む管理費も
滞納者がいて、
回収率の悪さから、
3万円ほどに値上げした
経緯もあります。
結果、定期的な修繕や、
メンテナンスも
あまり行えておらず、
大規模修繕工事もしていない状態で
ゴーストマンション化し始めています。
なので、不動産会社も、
積極的には売らないようにしています。
この2つの比較から、
色々なことが学べますが、
工務店経営に
共通している部分を
一つ挙げるなら、
「収益性」でしょう。
収益性が高いと、
残るお金も変わり、
次なる一手も打ちやすいです。
その投資が、
質を高めてくれます。
工務店のケースだと、
たとえ、同じ棟数でも、
収益性の良し悪しで、
得られるお金は変わってきます。
なので、
1棟辺りに必要な粗利益を
把握することも大事ですし、、
さらには、
その収益性の改善へと、
深掘りしていく必要があります。
例えば、損する収益性には、
以下のような要因があります。
・手間が掛かっている
・過剰なサービスになっている
・価格が低い
・余計な出費がかさむ
などなど、
こういった損する構造から、
健全な構造に変える必要があります。
例えば、、、
・プロセスを改善させる
・顧客との関係性を変える
・価格を変更する
・小さなミスを減らす
などなど、
この辺は、
それぞれの工務店によっても、
度合いが変わりますからね。
収益性にも絡む、
提案する住宅(商品戦略)の
考え方を知りたい方は、
5月22日に開催する、
体験説明会に参加してみてください。