工務店経営は「失敗」とどのように向き合うか?

以前、とある会社のメディアサイトの改善の際、たいした記事数もないにも関わらず「質」のことばかり言ってくるので、返した答えがこちら↓です。

「質」語れるのは「こなし人だけにあると思います。

厳しく言うなら、こなしていないうちから、質なんて語るなという話です。

、答えは読者である受け手が決めることです。
受け止め方も多様化している時代に、先入観で一方的にこれが成功だと決めつけているから失敗します。

結局、記事制作全部代行で対応しているから、更新数を増やせるほどの予算を掛けらないため、スピード感も出ず、結局地道にコツコツと・・・

大きな会社で余裕があるなら、それでも構いませんが、小さな会社の場合、スピード感が出ないって、死活問題だと思っています。

最近、「質」を重視する人って、失敗することを恐れて、行動しない決断しない保守的な人が、非常に多い気がします。打率を上げるために、打席数を減らす人みたいな・・・

時代は、「量」から「質」へと変わっていき、そして「質」から「質も量も」求められるようになっています。ちょっと前までは「質」だけを意識してればよかったんですが、もうそういう時代ではなくなっています。

そして、大きな会社ほど保守的なので、資本投じて一気にやることはできても、初速が遅いんですよね。

つまり、小さな会社がこれから意識した方がいいキーワードは「量」と「スピード感」です。

『質』の前に、そもそもオマエ『量』が足りてねーよ!

小さな会社よりも小さい、個人レベルならなおさら、量をこなせるスピード感って大事です。

キングコングというコンビより、個人での活動が目覚ましい、新世界の創造主・西野さんも「『質』の前に、そもそもオマエ『量』が足りてねーよ!」と吠えております(笑)

 

「失敗」とどのように向き合うか?

そして、上記のブログの中で、失敗についてこんな風に捉えています。

「想像してください。

僕たちは今この瞬間に未来を変えることはできません。
そうでしょ? 『10年後の未来を、今、この瞬間に変えて』と言われても、ちょっと難しい。

でも、僕たちは過去を変えることはできる。

たとえば、卒業式の登場に失敗した過去だったり、
たとえば、好感度が低い過去だったり、
たとえば、アホな相方を持ってしまった過去だったり、
たとえば、友達と一緒に恥をかいてしまった過去だったり。。

そういった過去を、たとえば僕の場合ならネタにしてしまえば、あのネガティブだった過去が俄然、輝き出すわけです。

『登場に失敗して良かったな』と思えるし、
『嫌われていて良かったな』と思えるし、
『相方がバカで良かったな』と思えるし、
『友達と一緒に恥をかいて良かったな』と思える。

僕たちは今この瞬間に未来を変えることはできないけれど、過去を変えることはできる」

個人レベルまでいってしまえば、マインドによって、過去は変えることができます。

うろ覚えですが、XJapanのYoshikiさんも亡くなったHideさんのことに関して、過去は変えることができると言ってたような・・・

そして、「個」が事業の元手にもなっているなら、受け止め方次第で、「失敗」は負債ではなく資本になり、事業にもプラスに働きます。

「量」をこなす「スピード感」で進んでいけば、「失敗」も生まれるが、さらに「量」をこなす「スピード感」で進んでいけば、免疫もつく。

ということでしょう。

ですがそうはいっても、

  • なかなか「量」をこなせないでしょう。
  • 「スピード感」をもって、進んでいけないでしょう。
  • 上記2つの行動量では、失敗の数も少なく、失敗に対する免疫もつかないでしょう。

ということだったり、「個」と「事業」との違いもあります。

事業での失敗は、個のように自分が損した話ではなく、相手に損失を与えてしまうことの方が多いので、マインドだけで乗り切れるものでもありません。

そう考えると、工務店経営の場合、他の「失敗」を共有していき、それを予防策として活用していくことが大事な気がしています。同業者の繋がりが乏しい業界ですし、上手くいった事例ばかりが共有されがちですが、小規模の工務店には、成功事例より失敗事例の共有の方が糧になります。

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。