「集客さえできれば・・・」と思っている人ほど、ノウハウを知ったら「ハイさよなら」

RIZAPの本業で、結果を出したユーザーが「やせ方が分かったので普通のスポーツジムで十分」と、退会して他の安いジムに流れたりする動きが起きつつあるとのこと。

都内RIZAPの個人向けジムに通っていた30代男性の広瀬貴文さん(仮名)は退会を決めた。2カ月で約30万円する基本コースに通い約10キログラムの減量に成功、体重は念願の70キロ台になった。広瀬さんは「痩せ方が分かったので普通のスポーツジムで十分」と理由を話す。

12年に参入したジム事業はトレーナー付きのきめ細かい指導が強みだ。会社側は「顧客の大半が基本コースを修了した後も一定期間継続している」と話しており、広瀬さんのような事例はまだ少ないようだ。それでも市場関係者は、基本コース修了後に選択できる月2回で約3万円という低価格帯コースへの変更や他社の24時間制ジムへの流出が増えることを警戒している。

ノウハウを知ったら「ハイさよなら」なんて、どこにでもある出来事ですね(笑)

「集客さえできれば・・・」と思っている人ほど、ノウハウを知ったら「ハイさよなら」

自分の仕事で置き換えるなら、「集客さえできれば・・・」と思っている人ほど、ノウハウを知ったら「ハイさよなら」の傾向が強い気がします。

しかも、そういう社長・経営者はだいたい「数字に弱い」方が多い気がします。

事業として適切に運営していく上で「数字」は欠かせません。なぜなら、経営という正解のないことだらけの中で、「数字」は唯一明確に現れる答えです。

数字を見れない社長って、仮に偶然上手くいったとしても、ちょっと下火になったとき、上手くいってた時に投資した分が重荷になってのしかかってきて、一気に傾きますからね。

組織を強化するための教育だったり、社内にないノウハウや知見を手に入れるためだったり、経理や雑務の効率化のITインフラだったり、事務所の修繕やリニューアルだったり・・・

成長させるための投資が、数字に弱いばっかりに重荷になっていくわけです。でも、「数字」を読めていれば、次に打つ手は増えてきます。

良いときばかりでないのが事業経営ですよ。

「集客さえできれば・・・」と思っている工務店は、どんどん下火になっていくでしょう。

それでも多くの工務店が、集客とかマーケティングとかを最優先に求めたがります。

ですが、木造建築工事業の6割は赤字会社なわけですよ。集客とかマーケティングとかを最優先に求めているにもかかわらず・・・

僕はこの状況をみて、大半の方が間違った選択をしていると思っているので、赤字続きの工務店は、一度自分の判断を疑ってみた方がいいと思うのですが・・・

社長・経営者の能力を高める勉強会を開催しています。

個人的にも、集客とかマーケティングとかそういう表面的なことに愛想を尽かしたので、そういうの軸にサービスも提供しなくなっています。

例えば、今年度から始めている工務店経営勉強会では、過去の失敗を共有して、予防や免疫力を高めるというプログラムを取り入れています。

良いときばかりでないのが事業経営ですから、参加者の失敗事例を元に、失敗が起きたケースを再考したりして引き出しを増やし、今後の予防や出来事に対する免疫力を高めていっています。

例えば、2つの違う毛色の失敗事例でも、たどっていくと企業理念みたいな部分がネックになっていたりとか、意外なところで共通している部分に気付けたりします。

事業として健全な経営体質にしていきたい方は、ぜひ、経営勉強会の体験&説明会におこしください。

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なぜ、財務に強い経営でお金が回る仕組みが必要なのか?

工務店経営者に「一番の悩みは何ですか?」と問うと、上手くいってる会社も上手くいってない会社も、「集客」と答えてしまいます。いち早く改善すべき問題や課題は、本当に「集客」なのでしょうか?

例えば、「顧客を得るたびに利益を失っている」とか、「顧客を得るためのコストが非常に高い」など、こういった状況で、広告宣伝費に投入し集客したとしても、無駄使いとなってしまいます。

つまり、経営が健全でない状態のまま投資をするということは、成長や利益を得ることに対して投資効率が悪いということなのです。だからこそ、事業に大きく投資する前に、たとえ今赤字であっても、お金が回る健全な経営にしておく必要があるのです。


 

ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。