5月頃に工務店の倒産情報について取り上げましたが、それ以降も破産手続きをしている工務店は多々います。
倒産の傾向パターン?
なんとなくですが、倒産傾向を見ていると、起因と思われることは、
- 投資した分が回収できない。
- 本業をおろそかにしている。
- 時代についていけてない。
だいたいこの3つのどれかに当てはまる気がします。
投資した分が回収できない
投資するタイミングを間違えたり、投資する内容や金額を間違えたりして、その分の回収が計画的に回収できず、負担になっていくというパターン。
本業をおろそかにしている
良い家をつくることよりも、マーケティングとかキャラ作りとかに力を入れてしまうことです。商売の本質を見失い、表面的なことばかりに振り回されてるパターン。
時代についていけてない
勉強不足だったり、不利益になる頑固さが影響しています。新たなツールや外部のサービスを使いこなすことで解決できることも、「わからない」から行動に起こさないパターン。
ブランドにとって1番効果があることは何か?
このところ、住宅系の大きな会社が不祥事を起こしていますが、こういった姿は、商品やサービスの質より、マーケティングを重視する工務店の行く末を表しているように思えてなりません。
今の姿は、商品やサービスの質より、マーケティングを重視する会社の行く末なんだろうな…#レオパレスhttps://t.co/GGPu97pP9A
— イウチトモヤ@建もの探訪 (@iekotoba) May 23, 2019
マーケティングを重視するのは、ブランディングに力を入れたいからなのでしょうが、ならば、マーケティングがどうたらこうたら言う前に、まずは「いい家つくる」ことでしょう。もちろんサービスも含めて。
「ブランドにとって1番効果があることは何か?」を考えたら、ほとんどの場合「集客」ではないんですよ。
例えば、会社の評判悪いのに、「集客したい」と言われても、「それ以前に正すことあるだろ」という話です。