新たな集客方法を取り入れずとも、工務店の業績は改善できる。

先日、工務店の倒産情報をチェックしていたら、こういう起因もあるんだなぁと思ったものを紹介します。

外注業者の不良工事で多額の手直し工事出費が生じ、その上、受注先から金ももらえず、賠償請求訴訟まで起こされ、万事休す状態に至っていた。

たとえ自社に非がなかったとしても、監理者である以上、責任は問われます。そして、提供する商品やサービスの質が悪いと、仮に受注が取れたとしても、業績改善には至らないということですね。

新たな集客方法を取り入れずとも、業績は改善できる。

「業績改善=集客する」という風に思っている人は意外と多いです。なので、「画期的な集客方法はないか?」「新たな集客方法はないか?」と探し回っている経営者も多いです。

たしかに、集客はしていかなければなりませんが、順番的には「集めること」の改善は、後のほうがなんですよ。上記の例でも、あの状態では集めたところで、ほとんど意味がないわけで・・・

実際、業績改善したとある工務店の例では、よく行われるホームページのリニューアルや、新たな集客方法などは取り入れておらず、「意識改革」と、商品やサービスをちょこっとテコ入れした程度です。集客方法は、従来からある方法しかやってません。集まる数は多くはないですが、確実性が増すので、営業効率が上がるんですよね。

小規模の工務店の場合、大金掛けて大きな変化をもたらすことはできませんが、そもそもする必要もなくて、一番影響が大きいのは「意識改革」でしょうね。「基礎となる経営のシンプルな法則を知り、土台となる商品やサービスの質を高める。」ということでもあります。

倒産した工務店の傾向を、目に見える範囲で調べてみても、商品やサービスに関しては「う~ん」となるところが多いです。中には、「人」を全面に出したり、社長のキャラづくりなどで、商品やサービスの質を濁しているケースもあったりします。

倒産した建築会社の80%は財務情報の最新データが掲載されていない。

2019年10月1日

基礎や土台がないと、「穴の空いたバケツ理論」になりますからね。穴の空いたバケツには、何をやっても効果をなさないということに…

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

【12月11日開催】経営のシンプルな法則を知るだけで業績が良くなる!

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

この記事が気に入ったらシェアいただけると嬉しいです。

 

ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。