工務店経営者が財務に詳しくなるとどうなるか?

リフォーム産業新聞のWEB記事に、財務改善の内容が載っています。

単純に元請けからの入金が遅れたり、取引先の締めが終わってから入金がされるなど、入金時期の曖昧さに悩んでいた部分を、改善したという内容です。

その方法は、まず入金の部分では、

  • 着地金制度
  • 工事代金の出来高払い

を採用。

着地金制度は、工事の見積もり金額確定後、工事開始の2週間前にその半分をもらうというもの。入金を確認してから工事を開始する。

次に、出来高払い制度。これは、着地金としてもらった以外の残り半分中、工期前に終わった分を終了月の請求で受け取るというもの。つまり、仮に2月末に工事終了予定で1月に6割ほど終えた場合、1月中に6割分を請求し、2月に残り4割分を請求する。

そして、支払いスパンも変更。以前は、月初5日に半分払った後、残り半額は手形155日サイト支払いだったが、

  • 翌末締め60日以内の支払い。

に変更。

「入金を早くして、支払いを遅くする。」は、基礎中の基礎ですが、意外と工務店には徹底されていないかったりします。

個人の注文住宅とかリフォームといったBtoCの場合は、下請けなどのBtoBに比べると、入金を早くすることはしにくいでしょうが、まったく意識しないのは危険です。

工務店経営者が財務に詳しくなるとどうなるか?

記事で紹介されている工務店では、取引先は減っても売上高が10年で3倍以上になったとのこと。

取引先もリーマンショック前からは減ったものの、今では入出金トラブルは起きずスムーズに案件をこなせるように。売上高も、10年で3倍以上になった。

「今では法人税をキャッシュで払えるほど、財務体質が改善しました。その他にも、取引先に私自身の経験を交えて財務アドバイスすることも増えてきました。経営者として財務に詳しくならないといけないと、改めて痛感しています」

コメントにも「経営者として財務に詳しくならないといけないと、改めて痛感しています」」とありますが、経営者が財務に詳しくなると、「集客」や「受注」の負担を減らすことができますからね。

 

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主に地方の“ひとり社長”に対して、集客はもちろんのこと、商品販売/商品企画/プロモーション/情報発信などのサポートをし、自社や商品・サービスの価値を最大限引き出し、高収益化&高成約率できる販売の仕組みづくりを支援しています。ゴールは、収入と時間の両方を手に入れ、本業に集中できたり、豊かなライフスタイルを実現してもらうことです。

「建築家との家づくり」「ハウスメーカー創業者による新事業」などの事業に携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。2013年6月より、住宅業界専門のマーケティング会社として独立。2014年10月~2015年3月まで業界新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。工務店や建材メーカーの支援以外に、小規模事業者の経営者向けに経営・ブランディング・集客などを支援。2017年に東京から南房総に完全移住し、場所や時間にとらわれない自由な働き方を実現。