失敗のリスクを最小限に留められない工務店経営は倒産しやすい。

昔、メルマガで、「カーテンはダサイ!?」という記事を書いたことがあるのですが、

カーテンはダサイ!?

2017年8月3日

最近になってか、匿名掲示板「e戸建て」のカーテンスレに、上記記事のリンクが貼られています。「これはひどい」というコメントと共に(笑)

「カーテンがダサい」というのは、あくまでも好みの問題なので、カーテンそのものを否定してるわけでもないですし、「カーテン会社、潰れろ!」とも思っていません。上手くカーテンを使っている例があれば、教えてほしいぐらいです。

どれを選んでもメリット・デメリットはあるので、それらを踏まえた上で判断すればいいだけのことなんですけどね。そういうことができない人は非常に多いです。

感覚判断は自分が選択してきたことを正当化し、都合のいいものしか取り入れなくなる。

自分にとって都合の悪い情報が出てきた時、シャットアウトしたがる人って、感覚や感情に頼った判断をしてることが多いです。客観的に反対意見を受け止められない人です。

感覚判断は、自分が選択してきたことを正当化し、都合のいいものしか取り入れなくなります。年齢を重ねれば重ねるほど、この傾向は強くなります。

工務店経営者の場合だと、「自分が建てている家は良い家なのに、なんで売れないんだ!」みたいな感じです。このパターン多いですよ。

小さな工務店が永く経営していくには、自分の好きな家づくりをすることも必要ですけど、周りの声も聞いて、その両方が重なる部分に立ち位置をとらないと、事業としては続かないんですよ。

例えば、その辺りを分かっている工務店経営者の例ですが、

本当はあれこれ色々な雰囲気の住宅を設計したいが、●●の雰囲気に絞ってやっている。今の家づくりは好きではあるが、一番好きな雰囲気かと言われるとそうではない。だけど、今の家づくりだと、施主の評価も良いし、スタッフも好んでくれている。だから、絞ってやっている。

という風に、自社の規模など状況を踏まえた上で、合理的に立ち位置をとっている工務店もいます。

また、どれだけお金を使えるか(投資できるか)なども、感覚的に判断していたら、ヤバいですね。

工務店経営者が自由に使っても良いお金の限度額を知っていますか?

2020年2月6日

「成功はアート、失敗はサイエンス」と言われるように、「成功」は再現性が低いことを前提に捉えるなら、失敗のリスクを最小限に留め、たくさん投資した中の一つが大きく当たるという「1勝9敗」理論

感覚派の工務店経営者ほど、1発1中の成功率を求めている方が多い気がします。小規模な工務店だと、掛けるられる予算が少ないから、余計にその傾向は強いです。

「たくさん行動できないから、成功率の高い方法を求める」のではなく、「たくさん行動するために、失敗のリスクを最小限に留める」という風に、考え方を変えていきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。