工務店経営者自身の苦労も、次世代への不安も、一番は「経営」のこと

工務店経営者を対象に事業承継に関するアンケートの内容が興味深いです。

事業承継に関する相談先は?

工務店経営者自身の苦労も、次世代への不安も、一番は「経営」のこと

次の代に会社を継がせることへの不安とは?

工務店経営者自身の苦労も、次世代への不安も、一番は「経営」のこと

現在取りんでいる事業承継への準備・対策は?

工務店経営者自身の苦労も、次世代への不安も、一番は「経営」のこと

工務店経営者が先代から受け継いだ際に苦労したこととは

工務店経営者自身の苦労も、次世代への不安も、一番は「経営」のこと

さらに円滑な事業承継のためにしておくべきこととは?

工務店経営者自身の苦労も、次世代への不安も、一番は「経営」のこと

事業継承も財務が良くなきゃ、継承されない。

誰に継がすにしても、基本的には財務内容が良くないと、事業継承は厳しいですよ。業績の悪さは、多少悪くても、継承するにあたってはなんとかなります。

実際、M&Aサイトのトランビで「建設・土木」「リフォーム・内装工事」のカテゴリで検索すると、営業利益が赤字だけど売却している会社はそれなりに出てきます。

もちろん、業績が良い会社と比べたら、悪い会社はなかなか売れない(継承してもらえない)でしょうが、ある程度その事業に精通していて、ちゃんと中身を確認すれば、多少悪くても、継承を機にこれまでと戦略を変えて、立て直す計画だってできます。

ただ、中小の建設業は斜陽産業ですからね。債務超過など財務内容が悪いと「負債をどう負担するか?」が鍵となり、営業利益は出ていなければ、手を出す人はなかなかいないでしょうね。財務内容が悪いと、売れても0円なんてことも。

また、まれに「子どもが借金まみれの親の会社を継いで・・・」みたいなストーリーがありますが、先代の子どもだから上手くいくなんてことは、保証されてませんので、気を引き締めた方がいいですよ。

たとえ、先代時点で上手くいってる会社であっても、二世、三世でダメになるなんて、よくある話です。

工務店経営者自身の苦労も、次世代への不安も、一番は「経営」のこと

二世、三世経営者は、「この質問」に答えられない。by 稲盛和夫

2016年4月13日

「次の代に会社を継がせることへの不安」と「先代から受け継いだ際に苦労したこと」の1位は「経営のこと」

上記のアンケートの質問で、

  • 次の代に会社を継がせることへの不安
  • 先代から受け継いだ際に苦労したこと

の1位が経営に関する内容です。

ここで言う「経営」とは、財務だけでなく、マネジメントや、商品やサービスなど、事業における様々な経営判断を指していると思われます。

ただ、たいていの人は、ここを感覚で乗り切ろうとします。その結果、半分以上が赤字の業界になってしまうのでしょうね…

工務店経営者自身の苦労も、次世代への不安も、一番は「経営」のこと

工務店の半分は赤字経営という現実

2020年2月28日

継承する場合、経営ノウハウを言語化できるのか?

たとえ上手くいって、次世代に伝えるにしても、感覚でやってきてたら、上手く伝わらないでしょう。

スポーツの世界で言うところ「名選手は名監督にあらず」みたいな話です。そういう人は、モチベーター寄りな監督になって、戦術を言語化できず、選手任せな監督が多いです。だから、試合中の変化に対応できない戦術選択をしてしまう傾向があります。とりあえず気持ちで乗り切るみたいな…モチベーターだから、多少結果でなくても、モチベーションが高いうちは、選手からも評判は高い。みたいなことです。

スポーツに限らず、経営においても、マネジメントにおいても、感覚で行うよりは、まずは「言語化して」合理的に土台を作りましょう。

特に経営の場合は、数字との関わりが外せませんので、まずは数字を把握し、数字で考えていく方が、失敗のリスクも少ないです。その基盤が固まった上で、自身のセンスを活かせばいいのです。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。