小規模の工務店がやるべきことは、代理店業務ではない。

3月12日に放送された「カンブリア宮殿」が、神回と話題になっています。

この回のメインは、すかいらーく創業者の横川さん。

https://twitter.com/buffett_code/status/1239197468211867648

順不同ですが、気になった点をTwitterからも拾い、取り上げていきます。

売上よりも価値づくり

  • 初めはお客の価値づくりををした「喜ぶことをやろう」と決めた
  • 店づくりも立地も傘袋も作ったり お客が喜ぶことなら何でもやった
  • 今度は人間というのは「お客のためにやろう」と言いながら店だけ作ってしまう
  • そうすると価値づくりが止まるので3年たつと他社に追いつかれて崩れていく

徹底した顧客視点

  • 成功するためには買ってもらわなければいけない
  • 買ってもらうためには自分の意見ではなくて、お客がしてほしいことに徹した
  • ニトリにもユニクロにもいい理由がちゃんとある
  • 全部、消費者の価値に合わせて、自分たちの行動を変えた人たち

自分が欲しいものがお客様も欲しいとは限らない

  • 「自分がおいしいものが、相手もおいしいとはかぎらない」という前提で、相手の口に合わせた味と素材の組み合わせをした
  • 基本はお客が求めているものを売らない限り、売れない

基本に忠実にやり続ければ売上は変わる。

  • 基本を忠実にやり続けると、3ヶ月~6ヶ月で売り上げは変わる
  • 変わらなかったら、自分のやっていることが間違っていると思えばいい

売上や市場規模から考えるとどこかが欠落する

  • “企業側の論理”で拡大するのか、”お客の論理”で拡大していのか
  • 企業側の”したい思い”がいっぱい出てくるから、どこかが欠落する

経営は自分のペースを乱さずやっていくこと

経営はいい時も悪い時も、自分のペースを乱さずにやっていくことが大事。

「社長の想い」は、商品で表現すること

いきなりステーキのメッセージに対して、こういうことはせずに、この想いを「商品で表現していくこと」が商売と唱える。

決定軸のブレから不信感が出る

経営者はおごりから謙虚じゃなくなり、口で言ってることと決定の軸が変わってしまう。それが3つくらい続くと部下は気付き、経営者に対して不信感が出る。

新たな店舗展開、どうすれば成功する?

若手飲食店経営者からの「新たな店舗展開、どうすれば成功する?」という質問に対しては、「思想がいい人とだけ組む」との返答。

思想をマニュアル化しなさい

「店の個性を大事にしたいが、人材も育てたい。マニュアルをつくるべきか?」という質問に対しては、

「あなたの心をマニュアル化すればいい」「今は作業をマニュアル化しても意味はない」「思想をマニュアル化しなさい」という返答

思想がダメなら生き残れない。メニューは思想。

編集後記にまとめられていますが、「メニューは思想」「思想がダメならダメ」ということです。

店舗、メニューに必要なのは、どういうことですかと聞いた。「思想です」横川さんは「弁当一つにも、作っている経営者の思想が出る」と言っている。「思想がダメならダメということですか」「ダメです」

小規模の工務店がやるべきことは、代理店業務ではない

メニューは思想。つまりは、思想の差やそれをうまく言語化や具現化できることが、商品やサービスの魅力に繋がるということでもあります。

飲食店ではよりその傾向が出てますが、だいたい上手くいってる若手飲食店経営者って、独自の商品をつくってますよね。そして、それを元にブランディングしていって…FCに加盟したり、パッケージ商品を自社ブランドにしたりしてないわけです。

なので、小さな会社がやらなければならないことは、代理店業務ではないってことです。思想(ビジョンやコンセプト)があり、それを軸にした商品企画をして、その資源を元にブランディングしていく…

泥臭いですが、再現性の高い成功の法則でしょう。ここができていないのに、集客に力を入れたとしても、効果はでないことは目に見えてしまいます。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。