工務店経営者はこの先もお金と向き合う日々は続く・・・

コロナによる経済対策として、法人向けにも、補助金や助成金の話が色々と出ています。

例えば、持続化給付金

申請に必要な事項の詳細等については、4月最終週を目途に確定・公表するとのことですが、法人だと最大で200万円の現金給付です。給付なので返さなくていいお金です。

融資だと、日本政策金融公庫や商工中金の新型コロナ感染症特別貸付ですね。こちらは融資なので返す必要がありますが、条件によっては3年間実質無利子になるとのこと。(日本政策金融公庫のWEBサイトの方がわかりやすいです。)

借りるべきかどうか?

最終的には経営者であるあなたが判断をしたほうがいいのですが、個人的には「借りれるなら借りた方がいい」と思っています。

会社が立ち行かなくなるのは、借入金が増えるからではなく、最終的にはキャッシュがなくなるから、今の時期はキャッシュを手厚くしておいた方がいいです。

また、借りやすい、低金利、申込みも簡単という好条件が揃っていますからね。

パターンとしては、

  1. 融資を受けなかった。売上も落ちなかった。
  2. 念のために融資を受けたが、売上は落ちなかった。コロナが落ち着けば、そのまま返済して支払う金利も最小で済ませる。(金利分は保険料を払っているようなもの)
  3. 融資を受けた。売上は落ちたが、キャッシュがあることで、事業を続けることができた。
  4. 融資を受けなかった。売上も立たなくて、キャッシュもなくなって・・・

という4つのパターンが考えられます。

売上が落ちないのが理想的ですが、家づくりのビジネスモデル上、「こんな時期でも受注は取れる!」なんて楽観視はしない方がいいですよ。

今の状況下で消費者側に立って考えると、、、今は守りに入ってるので、新規で何かをしようと思わないでしょう。特に今すぐ必要ないものには余計に手を出さないでしょう。新しい家とかまさにそう。

となると、新規受注は一時的にぐっと落ち込むことは目に見えてるわけです。もちろん、今の時期でも家を建てたいという人はいますが、数は少ないですし、それを競合皆で奪い合うようになります。

なので、「今は・・・」と守りに入っている人に対して、お金を掛けて集客するのも微妙です。余裕があるなら、訴求し続ければ、それはそれで主導権を握れるのでいいと思いますが・・・

プライドの犠牲になる経営者

借りるのが億劫になる理由として、「借りたら、返さなくてはいけない」という考えになるのもわかります。その通りです。借りたものを返さない工務店経営者の家づくりは、だいたいレベルも低かったりもします。

また、営業利益が低いと余計に億劫になるでしょう。営業利益がしっかりプラスでないと、計画的な借入金の返済ができないですからね・・・

ただ、、、

吹っ切れたことを言えば、借りた相手は個人経営の小さな会社でもないので、最悪あなたの命に関わるくらいなら、自己破産すればいいんです。

自己破産の話は、行動できない経営者によく言ってます。

経営者が倒産後、他の会社で従業員として働くことはよくあります。元経営者が雇われの立場になるのはキツイという考えもありますが、命とプライド、どちらが大事ですか?という話で、最後の最後は開き直ろうってことです。

借りるなら当然決算書は必要。

建設業なので、無申告の工務店はいないと思いますが、日頃からお金と向き合った経営をしてないと、融資受けるのもてんやわんやなようですね。

Twitter見てたら、工務店ではないでしょうが、こんな会社もいるみたいです。絶対、脱税してそう(笑)

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。