ネット広告というのは、詐欺まがいに近いグレーな商売をしている人もよく使います。なぜなら、すぐにアプローチ出来て、反応が取れるからです。
もちろん、広告のシステム側も、そういう悪どいものはどんどん排除してはいるのですが、最近では「誇張された表現」というのも、広告掲載が出来ないようになってきています。
例えば、Yahoo!のネット広告では、「最上級表示、No.1表示」をした広告を、非承認にしているようです。一応、「最上級表示、No.1表示」をする際は、1年以内の調査データで実証されている場合のみ掲載を認めているようです。
ヤフーは6月8日、広告サービス品質向上のための審査実績をまとめた2020年度(2020年4月1日~2021年3月31日)の「広告サービス品質に関する透明性レポート」を公開した。2020年度は約1億7千万件の広告素材を、自社の基準に抵触する素材として非承認にした。広告素材とは、広告販売ルールに抵触した広告のタイトルや説明文、画像、リンク先のウェブサイト、キーワードなどの各非承認数を合計した件数。広告単体の件数ではないという。
ヤフーの広告審査では、広告単位の対応だけでなく、違反表現を繰り返したり、大量の非承認広告の入稿を行ったりする広告アカウント自体の停止措置を行っており、2020年度には5215件のアカウントを停止した
ヤフー、約1億7千万件の広告素材を非承認に 最も多い理由は「最上級表示、No.1表示」
ヤフー、約1億7千万件の広告素材を非承認に 最も多い理由は「最上級表示、No.1表示」
煽った一過性の効果よりも、“真面目”なネット広告戦略の継続
煽った一過性の効果よりも、“真面目”なネット広告戦略を継続していった方が、「安定した集客の仕組み」と「予測できる売上」を手に入れやすいと思うのですが、ちゃんとした商品やサービスでないと、煽って売って逃げるに行き着いてしまうんですかね(笑)
「“真面目”なネット広告戦略」を考えたら、
- Facebook、InstagramなどのSNSに投稿する集客
- ブログ投稿する集客
などの無料集客なんて、後回しです。
これらの無料集客をメインにしていては、いずれ頭打ちになります。ちゃんと自社の商品・サービスを持っていて、ある程度経営が回っているのならば、次のステージに進んでいくには広告戦略が必要になるのです。
日本だと、SNSは2004年頃から生まれてますが、消えたものもありますし、SNS集客なんて未だに再現性低くて、ノウハウは確率してませんからね。ブログも、2002年頃から普及してますが、ブログ集客も未だに再現性低いですからね。全てする人のポテンシャルに左右されやすい一過性の手法なんですよ(笑)
中には、もう気付いている人もいると思います。
ただ、
- ネット広告が必要なのはわかっているが、広告費にビビってしまっている
- 数字が色々ありすぎて、どこを見ていいのかわからない
- 成果がいつ出るのか不安、広告費でお金が減っていくのが嫌
など、ネット広告が気になっているが、リスクを考えると、活用しきれていない・まだ使ったことがないという会社や人は多いですね。
今すぐネット広告を活用するべき理由
いつでも始められて、いつでも止められるネット広告は、「数字の見かたを知り、改善・修正を続ける」ことができれば、怖いことなどありません。
逆に、ネット広告を活用できず、集客が止まってしまい、ビジネスの停滞または現状維持が続くと、今回のコロナのような「不測の事態に対応できない」や、よくある「競合に負けてしまう」ことの方が、よっぽどリスクですし怖い話です。可能性も否定できませんからね。
実際、数ある集客方法の中でも、ネット広告は再現性や安定性が高いので、ちゃんと向き合えば、安定した集客が可能になり、事業も右肩上がりに成長させることができます。
ネット広告によって、集客が安定すれば、数ヶ月先の売上が予測できるようになります。予測ができれば、精神的にも安定することはもちろん、ビジネスに先手を打てるようになり、人材や教育、設備や資産などの投資も安心してできるようになります。