Google広告の活用事例からわかる「広告を出すまでの優先順位」

Google広告の公式Youtubeでは、Google広告の活用事例として、色々な事例が公開されています。その中でも、地方だったり、割と小規模な会社や業種でのケースをピックアップしてみました。

下記に掲載してない活用事例も合わせて見てみると、「店舗から●kmが商圏」と「全国販売」とでは、優先する順位が違うことに気付きます。

店舗から●kmが商圏のケース

個別学習塾/神奈川県横浜市

2020年4月に神奈川県横浜市で「個別学習塾さいはら」を開業した、裁原吾朗さん。いよいよ開業という時期に全国で一斉休校が始まり、生徒が来れず宣伝活動などが難しくなりました。 Google 広告を活用することで、知ってもらいたい地元の方々に、効率良く情報を届けることができるようになりました。

2021年2月の「小学生・中学生の塾通い」に関する実態調査によると、小学生は75.7%、中学生は45.8%も塾には通ってません。「塾に通う」のが当たり前ではないということです。子供も親もその気にならないと通うことは難しいですからね。

なので、

  • 今すぐ客=塾に通おうと思って、検討している人
  • そのうち客=塾に通おうか迷っている人

辺りがターゲットになるのでしょう。もちろん、その気がない親に塾の良さを啓蒙して…という方法もあるでしょうが、まずはすでに興味のある人がターゲットです。

横浜市であれば、大手の塾も含め、たくさんありますからね。存在を知ってもらわないと選択肢にも入らないこともあると思います。

もちろん、ただ広告を出すだけではダメで、他との違いがなければ、厳しいですよ。

Google広告の活用事例からわかる「広告を出すまでの優先順位」

一人ひとりに合わせた個別学習という強み

大手も当然、Google広告をしてますからね。しかも、予算掛けて動画広告まで・・・

小中学生の進学塾を中心に、全国に 260 教室を展開する「湘南ゼミナール」。 これまでは主に折込チラシで生徒募集を行ってきましたが、近年は資料請求数が低下していました。そこで、2019 年よりマーケティング予算を営業企画部に集約して、デジタル広告に注力。YouTube 広告の TrueView アクションにもトライし、資料請求数が前年比 275%(小中部)となるなどの成果を得ることができました。

全国販売できる商品だとなお効果的!

全国販売できる商品だと、ネット広告とは相性が良いです。

プラスチック製品の製造・販売

Made in Japan、Made in Osaka に誇りとこだわりを持ち、プラスチック ベアリングの製造をされている、大阪市の鹿島化学金属株式会社。会社にいながらにして営業できる方法を模索し、Google 広告を開始。その結果、問い合せ件数が1年間で3件から600件に増加。全国から問い合わせが来るようになりました。

製材

昭和28年創業の福岡県うきは市にある株式会社 SASAKI は、「製品が宣伝になる」という考えのもと、周囲の評判を武器にビジネスを成長させてきましたが、九州のみならず、全世界に製品を広めたいという想いから Google 広告を始めました。 その結果、新規の取引先が1年間で 38 社増加。単発の注文だけでなく定期的な注文も獲得でき、売り上げを大きく伸ばすことに成功しました。

クリーニング店

兵庫県西脇市で 60 年続くクリーニング店「東田ドライ」。 インターネットを使った宅配クリーニングサービス「リナビス」の認知拡大と集客を目的にYouTube アクションを活用し、昨年比で売り上げ 150% を実現。会社全体の売り上げは 2014 年より 14 倍に増加しました。

兵庫県西脇市は人口4万人ほどの田舎町です。通常、田舎のクリーニング店と言えば、地域のお客さんだけがターゲットをするお店がほとんどですが、こちらのクリーニング店は、ネット宅配で全国をターゲットにして、急成長したお店でもあります。

下記は、2019年12月13日の日刊繊維総合紙のニュースですが、60年続くクリーニング店は、2014年に宅配サービスを始めたようです。

クリーニングの東田ドライ(兵庫県西脇市)がインターネットを使った宅配クリーニングサービスで急成長を遂げている。2019年12月期の売上高は12億2千万円(前期比1・5倍)になる見込み。来期は14億円超えを目標とし、実現すれば5年で10倍の売り上げ規模となる。

クリーニング市場は1990年に8千億円だったが、16年には3700億円にまでに縮小。こうした中、東田ドライは14年4月から物流企業と組んで、インターネットを通じた宅配クリーニングと12カ月間の無料保管をセットにしたサービス「リナビス」をスタート。

クリーニングの東田ドライ/ネット宅配で急成長/5年で売り上げ10倍へ

田舎のクリーニング店だと、年商数百万円ぐらいが平均的ですし、上手くいっても数千万円だと思いますが、全国展開で億の売上ですからね。

2020年8~9月に実施した「宅配クリーニングについての調査」では、総合満足度が1位に輝いていますので、当然ながら、「商品やサービスが良い」ということです。

まとめ

「店舗から●kmが商圏」の場合、

  1. 地域を絞る
  2. 販路や顧客を絞る
  3. 商品を絞る・特化する

といった順番の一点集中主義で、集中的に広告を投下する必要があります。

逆に全国展開になると、順番が逆で、商品が強くなければ厳しいですね。

  1. 商品を絞る・特化する
  2. 販路や顧客を絞る
  3. (地域を絞る)


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主に地方の“ひとり社長”に対して、集客はもちろんのこと、商品販売/商品企画/プロモーション/情報発信などのサポートをし、自社や商品・サービスの価値を最大限引き出し、高収益化&高成約率できる販売の仕組みづくりを支援しています。ゴールは、収入と時間の両方を手に入れ、本業に集中できたり、豊かなライフスタイルを実現してもらうことです。

「建築家との家づくり」「ハウスメーカー創業者による新事業」などの事業に携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。2013年6月より、住宅業界専門のマーケティング会社として独立。2014年10月~2015年3月まで業界新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。工務店や建材メーカーの支援以外に、小規模事業者の経営者向けに経営・ブランディング・集客などを支援。2017年に東京から南房総に完全移住し、場所や時間にとらわれない自由な働き方を実現。