- もし、あなたの工務店がホームページから集客や受注を増やしたいのなら・・・
- もし、あなたの工務店が自社のブランドを確立したいのなら・・・
- もし、あなたの工務店が今よりも1棟あたりの利益を増やしたいのなら・・・
2010年に紹介された年商8億円・集客コスト200万円の工務店ブログ集客
ネットで工務店関係をあれこれ検索していたら、懐かしいセミナーを発見しました。2010年6月に開催されたセミナーの告知文です。
注目したいのは第1講座でも第3講座でもなく、右上の第2講座のWEB事例です。
WEB事例:ホームページとブログで大幅な集客コストダウンが実現 ~年商8億円、集客コスト200万円の工務店の紹介~
住宅業界に起こる化学変化を先取る!住宅クラウドセミナー【東京】
工務店・設計事務所向け「住宅クラウドセミナー」を全国で開催します。業界初のクラウド型住宅CAD実演、入会金・年会費の早割りキャンペーン等見逃せない発表を予定。参加費は無料。是非お申込下さい。住宅金融支援機構1F すまい・るホール
□プログラム
(1)基調講演
http://www.kenchikukenken.co.jp/event.cgi?event=1274774627
住宅業界の情報処理コストの現状と情報イノベーション
~ 住宅業界50年の反省と改革の進め方 ~
(一財)住宅都市工学研究所 理事長 三澤 千代治
(2)Web力:事例発表
ホームページとブログで大幅な集客コストダウンが実現
~ 年商3億円、集客コスト200万円の工務店の紹介 ~
昭和建設有限会社(愛媛 八幡浜) 取締役 氏間 貴則
(3)住宅クラウド事例
工務店情報化コストを削減、生産性を高める「住宅クラウド」の展望
~ クラウド型CADのデモ、早割りキャンペーンの紹介 ~
(一財) 住宅都市工学研究所 ICT研究部長
住宅クラウドコンソーシアム設立準備室 室長 北上 義一
第2講座のWEB事例の内容は、愛媛県の昭和建設の当時取締役(現在・代表取締役)氏間貴則さんによる、ブログを使った自身で行った集客方法でした。
この時のセミナー内容を、聞いて当時思ったのが、良い意味で「えっ?たったこれだけ?」でした。何か画期的なノウハウがあるのかと思いきや、ブログを使って、当たり前のことをコツコツやっていただけなんです。
当時、紹介されてたブログはこちらです。
http://plaza.rakuten.co.jp/showwakn/
今では使っている方をあまり見かけなりました”楽天ブログ”です。2010年当時でも古臭かったのを覚えています。
お話されてたノウハウをまとめると、すごくシンプルな内容だったのを覚えています。
- 現場レポート
- 使う素材など特徴
- 施工例
- イベントなどの告知・報告
- 研修や普段の仕事の様子
- プライベートなこと
こういった内容を定期的に更新し、充実した文章と写真を使い、発信していったというものです。旧ブログをご覧いただくと内容の充実さがわかると思います。
無料ブログなので、広告がチラチラしますし、見栄えもよくありませんが、それ以上に内容をしっかり書かれているため、良い反応が出たのでしょう。
その後、ライブドアブログ(http://onlyone.blog.jp/)に変わって、現在は自社のWebサイトに組み込まれたブログでの投稿(https://www.showa-kensetsu.com/blog/)ですが、もう頻繁に更新されてないようですね。過去の無料ブログの記事も活用すればいいのに、もったいないです。
家を建てたい人に届けるべきコンテンツの本質は変わらない理由
全体的な話になりますが、デザインの良さとか読みやすさとか導線とか、その辺りの技術的なところは、年々進歩しています。ですが、これから家を建てたい人達に届けるべきコンテンツ(内容)はたいして変わってません。
1. 人々の基本的なニーズは変わらない
家を建てるというのは、多くの人にとって一生に一度か二度の大きなイベントです。そのため、顧客が求める基本的な情報やニーズは、時代が変わっても基本的には変わりません。安全性、デザイン、コスト、環境への配慮など、これらの要素は永遠のテーマです。これらの基本的なニーズに対応したコンテンツを提供することで、顧客はあなたの工務店に興味を持ち、信頼を寄せるようになります。
2. 信頼と安心感は不変の価値
工務店選びにおいて、信頼と安心感は非常に重要です。ブログやウェブサイトでの情報発信によって、その信頼と安心感を築くことができます。施工例や現場レポート、使う素材の特徴などをしっかりと紹介することで、顧客に対してその信頼を高めることができます。さらに、この信頼は口コミにもつながり、新たな顧客を引きつける強力な武器にもなります。
3. 良いコンテンツは口コミを生む
良質なコンテンツは、人々が自然とシェアしたくなるものです。特に、家づくりに関する有益な情報やノウハウは、多くの人々にとって価値があります。そのため、一度良いコンテンツを作成すれば、それが自然と拡散され、新たな顧客を引きつける力になります。このような口コミは、広告やマーケティング活動に比べて、より信頼性が高いとされています。
4. デジタル化が進む現代でも、”人”が最終的な判断をする
テクノロジーが進化しても、最終的には”人”がその情報を消費し、判断を下します。そのため、人々が何を求めているのかを理解し、それに応えるコンテンツを提供することが重要です。AIやVRなどの新しいテクノロジーが出てきても、それらはあくまで手段であり、最終的な判断をするのは人々です。その人々の心をつかむコンテンツが必要なのです。
5. 継続は力なり
2010年のセミナーで紹介されたように、コツコツとした継続的な努力が最終的には大きな成果を生むことが多いです。ブログを定期的に更新し、常に顧客に価値を提供し続けることで、長期的な成功が期待できます。継続的な努力は、顧客に対してもその誠実さを示すものであり、その結果として顧客からの信頼も高まるでしょう。
以上のように、家を建てたい人に届けるべきコンテンツの本質は、時代や状況が変わっても基本的には変わらないと言えるでしょう。だからこそ、その本質をしっかりと把握し、継続的に価値を提供することが成功の鍵です。
やるべきことはわかりやすいはずなんですけど、それでもできていない工務店は圧倒的に多いです。