- もし、あなたの工務店がホームページから集客や受注を増やしたいのなら・・・
- もし、あなたの工務店が自社のブランドを確立したいのなら・・・
- もし、あなたの工務店が今よりも1棟あたりの利益を増やしたいのなら・・・
工務店は家を建てることへの否定的な考えに対する「答え」を持っておいた方がいい理由
合理的に考えたら、持ち家じゃない方が多いと思います。そういう時代になってきています。でも、その合理さを超える”感情”があるから、家を建てる人はいなくならないのかもしれません。
実際、家を買ってはいけない・建ててはいけない理由などを提言する人もいます。
こういった理由を、どこの誰かがご丁寧に「決定版! 絶対に家を購入してはいけない 29 の秘密」をまとめてくれています。(現在は見ることが出来ません。)
すごく否定的な内容ですが、こういった内容に対して、工務店側はきちっとした答えや考え方を持っておくことは大事です。
以下、「決定版! 絶対に家を購入してはいけない 29 の秘密」を端的に下に書いています。26項目。
家を購入してはいけない理由のまとめ
1.住宅地は確実に値下がりする
- 年々少子化は加速しており、住宅地や戸建ての需要は急速に減っている。
- 需要が減っている物を購入し、家を買うと土地が残る。
- 財産が残るからなんて考えで買うと将来二束三文の土地に莫大な管理費や手間をかけるハメになる。
だから工務店は、土地の選び方や将来的な再開発の可能性を顧客に提案した方がいい。
2.ご近所トラブル
- ゴミ屋敷や騒音、ペットのトラブルなどご近所のトラブルも最近多い。
- もし、自分の隣に引っ越してきた人がゴミ屋敷にしたり大型犬を10匹以上飼っていたらどうなるか?
- 一生騒音に苦しめられる刑務所に早変わり。
- 予防方法もない。自分がどれだけ気をつけていても、相手が異常者なら何をしてもご近所トラブルになる。
- 解決方法は無い。裁判すれば近所の笑いもの。
- 警察沙汰にしても近所の笑いもの。
- 解決できないからご近所トラブルがある。
だから工務店は、顧客に対して、近隣住民とのコミュニケーションの重要性を伝え、トラブルを未然に防ぐ方法を提案した方がいい。
3.大型マンションの建設
- 日照権で太陽は保証されているので、だから家を買っても真裏に大型マンションが建つことはないだろう。と思っていたら大間違い。
- 日照権は住宅地を守るためにあるものではない。大型マンション建設に優位に働くものである。
- 資産価値は相場の30%は安くなるらしい。
だから工務店は、建築前に周辺の開発計画を確認し、顧客に適切な情報を提供した方がいい。
4.子供のために残した土地はトラブルの元
- 親から受け継いだ現金なら半分にできる。
- しかし、土地を受け継いでも、子供としては売却しづらく遺産相続でもめる元となる。
- 子供が欲しいのは金。
だから工務店は、顧客に相続税や遺産分割のアドバイスを行い、トラブルを避けるための方法を提案した方がいい。
5.売買するだけで往復300万円?
- 仲介料
- 司法書士代
- 引っ越し費用など諸々合わせて300万円は損をする。
だから工務店は、顧客に売買時のコストを明確に伝え、不必要なコストを削減する方法を提案した方がいい。
6.近所や人を妙に意識する
- 賃貸ならてきとーに挨拶しておけばいい。嫌なら引っ越せるから。
- 分譲マンションや建て売りを購入すると確実にお互いを意識しトラブルの元。
- 一戸建ての場合、隣の家の駐車場が丸見え。監視されている気になる。
だから工務店は、顧客にプライバシーを保護するための外構やフェンスの提案した方がいい。
7.買ったら終わり
- もう、引っ越せない。
- 買う前は、一生安心して住める家を購入したつもりが、購入した直後、死ぬまで嫌でも住まなければいけない終の棲家になってしまう。
- 買う前の夢が一番幸せ。
だから工務店は、顧客のライフスタイルや将来の変動を考慮し、柔軟な住まいの提案した方がいい。
8.離婚したらバレバレ
- 離婚してしまったらもちろんバレバレ。主人だけいるのに最近奥さんいないなぁって。
- 分譲なら引っ越せばいいけど、もう引っ越せません。
だから工務店は、顧客のプライバシーを尊重し、必要に応じてリフォームや再販のアドバイスをした方がいい。
9.ローンが残っていると、残額を用意しなければ売れない
- ローンが返済できないと自己破産するかローンの残額を全て用意しなければ家を売れない。
- 家を売るために、新しい家を二重ローンにして買わなければいけない。
だから工務店は、顧客に適切なローンの組み方や返済計画を提案した方がいい。
10.実はぼったくり。固定資産税。
- 家の固定資産税は毎年10万円以上払わなければいけない。
だから工務店は、税金の節約方法や補助金の利用方法を顧客に提案した方がいい。
11.町内会やゴミ捨てをやらなければいけない
- マンションなら修繕費や管理費を払うことにより業者がゴミの日に掃除をしてくれる。しかし、一軒家だと当番が回ってきてゴミの当番をしないといけない。
- 回覧板。。。ポストに入っていたら隣に回す必要があります。回さないといけない義務感を感じると面倒です。
だから工務店は、顧客に地域のルールやマナーを事前に伝えた方がいい。
12.家の前の犬の糞、となりからの雑草
- 犯人をさがすわけにも行かないし、手入れしないと庭が汚れる。
- 自分の家の前の道路や歩道も自分が掃除しなければなりません。
だから工務店は、顧客に適切な外構や庭の手入れ方法を提案した方がいい。
13.私道は地獄への一歩誰も助けてくれないヘルロード
- 私道は警察が介入できない。子供が家の前でボールをどんどん。毎日ののように路上駐車。あなたはDQN一家の総攻撃に耐えられますか?
- 私道は基本的にみんなの持ち物になっているから修繕するにもみんなでお金を出す必要がある。
- 払わない家があったりしてもめますよ。
だから工務店は、顧客に私道のメリット・デメリットを明確に伝え、適切な対応策を提案した方がいい。
14.土地の境界がめちゃくちゃ
- 業者は家を売りたいばかり。
- 家と家の間に間に噴水を作ったりベンチなどの共用施設を作ったりしたがるが、これがあるとまた面倒。
- 誰かが壊したりしたらみんなの負担で直さなければならない。
だから工務店は、顧客に境界の確認やトラブルを避けるための方法を提案した方がいい。
15.結局かかる修繕費
- 一戸建てを購入しても外壁の塗装などで、10年に1度 200万円くらいの出費は覚悟しなければならない。
だから工務店は、顧客に長期的なメンテナンス計画やコストを明確に伝えた方がいい。
16.ママ友や子供関係でももめる場合もある
- ママ友でハバにされたりいじめだれたりする場合もある。
- そんなときも賃貸なら引っ越せばいいが購入だと引っ越せない。
だから工務店は、顧客に地域のコミュニティや子供の教育環境についての情報を提供した方がいい。
17.近所の環境はいつでも変わる可能性がある
- 家にイオンがあるから便利でいいわぁって思って購入しても潰れる可能性もある。駅ですらそう。
- 原則家は一番良い状態で買うので環境に応じて価値が変わる。
- 回りの環境が変われば、その土地や家の値段はゴミになる可能性も。
だから工務店は、顧客に周辺の開発計画や将来の変動を考慮した住まいの選び方を提案した方がいい。
18.マンションより音が響く
- 現在の人間はマンション育ちで一戸建てなら何でもできるわぁ♪って思っている人が多すぎる。
- 住宅密集地なら隣が窓を開けていればマンションよりも音が響く。
だから工務店は、顧客に適切な断熱・遮音材の使用や住宅の配置を提案した方がいい。
19.DQN大杉
- マンションを賃貸すると 15万円。でも購入すると月々 6万円からでOKですよ♪とかいう物件が多すぎる。
- DQNは35年フルローンでも平気で組んでくる。
だから工務店は、顧客に安全な住宅地の選び方やセキュリティ対策を提案した方がいい。
20.隣人のレベルで、家の資産を左右される
- 隣の人が家の境界線にゴミを置くようになったらどうだろう?
- どれだけ自分が綺麗にしていても匂いや虫が寄ってくる。
- しかし相手の敷地内なら文句も言えない。。。
- さらに、売却しようと思ってもそんな家誰が買うか?
- 少なくとも隣人に100万円単位で自分の資産を左右させられる羽目になる。
- いつでも逃げられる賃貸か。一生住まざる負えない持ち家か。
だから工務店は、顧客に適切なプライバシー対策や外構の提案した方がいい。
21.家をローンで買った瞬間に転勤させられる
- 家を買うと会社の言うことを黙って聞くようになる。ローンを一生支払い続けないといけないから。
- 結局、家を買ったのに転勤させられ、賃貸にするはめに。
- 会社は、マイホーム買った人の心理を逆に利用して奴隷化する。
だから工務店は、顧客のライフスタイルや将来の変動を考慮し、柔軟な住まいの提案した方がいい。
22.隠すことのできない資産
- 世の中には何があるかわからない。家があることによって、資産が判明する。
- 不動産はすぐに隠せないので裁判所に持って行かれる恐れが高い。
- 世の中、誰にいつ訴えられ、金を取られるかわかりませんよ。
だから工務店は、顧客に資産の管理や保護方法を提案した方がいい。
23.願わくば、死んでくれ
- 家を買った瞬間、旦那に死んでほしいと願う女性が多い。だって、フルローンでも旦那がxxxばローンの支払い義務がなくなるから。生命保険と、家のローンチャラで。。。
- 家買った瞬間旦那がxxxば、家のローンはチャラ。生命保険でさらに倍。旦那が死ぬことで5000万円手に入ります。そんな夫婦生活楽しいですか?
だから工務店は、顧客のライフプランを考慮し、適切な保険や資産管理のアドバイスした方がいい。
24.マンションは管理費がかかる?
- マンションは管理費がかかると思っている人は多い。
- 一軒家は、管理費はかからないが、自分ですべて管理しなければならない。ガスが壊れた。電気壊れた。ガラス割れた。雑草生えた。粗大ゴミを不法投棄された・・・。
- マンションは管理費がかかる分、管理を “やってくれる” んです。
だから工務店は、顧客に一軒家のメリット・デメリットを明確に伝え、適切な選択をサポートした方がいい。
25.中途半端な駐車場
- マンションなら駐車場としてちゃんと計算されて作られている。
- しかし、建売だとまっすぐ止めたり、横に止めたり。。。二台縦列に止めたり。。。駐車場として成り立っていないので停めにくい。事故の元ですね。
だから工務店は、顧客に適切な駐車場の設計や利用方法を提案した方がいい。
26.結局セコム。
- 今の時代は物騒。なにがあるかわからない。結局管理費払わなくていいぶん、セコムのシールを貼ってあるところが多い。
- なんでセコムに入っているか?答えは簡単「何かされたことがあるから。」
- セコムは一軒家で毎月6000円弱。
- だったらマンションのオート二重ロック、さらにはマンションとしてのセコムのが安心ですよね。
だから工務店は、顧客に適切なセキュリティ対策やサービスの選び方を提案した方がいい。
以上のように、家を建てることに対して合理的に考えたら、持ち家じゃない方が多いと思います。だからこそ、こういった否定的な考えには合理さを超える”感情”が必要なのだと思います。
工務店は家を建てることに対する否定的な考えに対する答えを持っておいた方がいい理由
信頼の構築
家を建てることは、多くの人にとって一生に一度の大きな決断です。顧客が持つ疑問や不安をしっかりと理解し、それに答えることで、工務店と顧客との信頼関係が築かれます。この信頼関係は、工務店のサービスの品質を保証するものとして、顧客の中で強固なものとなります。
情報の透明性
否定的な意見や疑問に対して、正確で具体的な情報を提供することで、顧客は安心して家を建てる決断を下すことができます。情報の透明性は、長期的な顧客関係の基盤となり、顧客の不安や疑問を解消する手助けとなります。
競合との差別化
多くの工務店が存在する中で、顧客の懸念に的確に答えることができる工務店は、他の競合と差別化されることで、選ばれる確率が高まります。この差別化は、市場での競争力を高め、新しい顧客を獲得する上での大きなアドバンテージとなります。
顧客のニーズの理解
否定的な意見や疑問は、実は顧客の本当のニーズを示していることが多いです。これを理解し、それに応じた提案をすることで、顧客満足度を高めることができます。また、ニーズの理解は、サービスの改善や新しい商品開発の方向性を示すものとして、非常に価値があります。
継続的なビジネスチャンス
家を建てた後も、メンテナンスやリフォームのニーズは生まれます。初めから顧客の疑問や不安に答えることができる関係を築くことで、継続的なビジネスチャンスを得ることができます。これは、工務店の収益の安定化や成長に直結します。
口コミの力
満足した顧客は、その経験を他の人々に伝えることが多いです。否定的な意見に対して的確に答えることができる工務店としての評価は、新しい顧客を引き寄せる強力な口コミとなります。この口コミは、広告や宣伝よりも信頼性が高く、効果的なマーケティング手段となります。
時代の変化への対応
社会や経済の状況、技術の進化など、時代の変化によって顧客のニーズや考え方も変わります。否定的な意見に耳を傾け、それに応じたサービスを提供することで、時代の変化に柔軟に対応することができます。これは、長期的なビジネスの持続性を保つ上で、非常に重要です。
ブランドイメージの向上
顧客の疑問や不安にしっかりと答えることで、工務店としてのブランドイメージが向上します。これは、長期的な経営の安定と成長に繋がります。強固なブランドイメージは、顧客のロイヤルティを高め、リピートビジネスや紹介を増やす効果があります。
新しいサービスや商品のアイディア
否定的な意見や疑問を真摯に受け止めることで、新しいサービスや商品のアイディアが生まれることがあります。これは、ビジネスの新しい可能性を広げる要因となります。顧客の声を直接商品開発やサービス改善のアイディアとして取り入れることで、市場での競争力を高めることができます。
社内のモチベーション向上
顧客の声をしっかりと受け止め、それに応じてサービスを向上させることは、社員のモチベーション向上にも繋がります。顧客からの感謝の言葉は、社員のやりがいとなり、組織全体の活性化に繋がります。これは、社員の生産性やクリエイティビティを高める要因となります。
これらの理由から、工務店は家を建てることに対する否定的な考えに対する答えを持っておくことが、経営の成功に繋がると言えるでしょう。