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工務店が自分勝手に作るダサい表現はダメだが、施主やお客さんの言葉を使ってダサくなるのは問題ない理由
キャッチコピーって、洗練されてなければいけないとか、皆が振り向いてくれなければいけないとか、誤解されがちです。好きな方がいたら、ダサいと言ってしまって、申し訳ないのですが・・・良い例がこちらです。
メンズナックルのキャッチコピー
メンズナックルという、お兄系ファッション雑誌をご存知でしょうか。数年前、キャッチコピーの特徴から話題になりましたよね。
例えば、
- ゾクゾクさせて済まない 美しさは罪だ
- 白日夢の騎士は真夏のイリュージョニスト
- ツナギが運命を悶えさせる やらないか、と
- 北斗神拳の使い手に原宿で出くわすとは…
- 「ROCKなレッサーパンダ」という境地
- 聞こえるぜ、アンタの本能が旅に出たいって
- 最強の鼻筋を持つ豹柄戦士、渋谷に見参
個人的にはダサさを感じます(笑)その他はこちらをご覧ください。
キャッチコピーの特徴としては、
- 自分を褒める。
- 大ボラを吹く
- 仮定を前提する
- 意味がわからない言葉を使う
- 挑戦的
- 誰かの名言っぽい
- 生意気に押し付ける
などが挙げられますが、住宅での集客ではマネをしてはダメですよ(笑)
また、同じようなキャッチコピーを使っているのが、お兄系ファッションブランド「VICE FAIRY(ヴァイスフェアリー)」です。2015年の浴衣のサイトがオープンしているのですが、メンズナックルに匹敵するくらいのキャッチコピーのダサさです(笑)
このようなキャッチコピーをカッコ良いと思う人達もいる。
個人的には「ダサい」と言ってはいますが、こういった雰囲気のキャッチコピーをカッコ良いと思う人達だっているわけです。ターゲットにしている客層に響く言葉を使っているからですよね。
つまり、そういった方々がお客さんになりうる方達ってことですよね。
これが、「絞り込み」です。ターゲットにする客層が使う言葉、惹かれる言葉を優先して使っていきましょう。つまり、「お客さんの言葉を使う」ということです。
お客さんの言葉を使ってダサくなるのは問題ない
自分勝手に一方的に考えてダサい言葉はダメですが、お客さんが使っている言葉を使ってダサくなるのは問題ありません。
きっと、興味がない人にとってみたら、「うわぁ、ダサい」「キモイ」とか、思ってしまうでしょうが、「かっこいい」と惹かれる人もいるわけです。実際、売れてましたしね。
発信していることの反応がないなぁと感じたら、まずは理想のお客さん1人に、響くようにすることが必要です。皆に共通した内容で届けようとするから、受け流され、反応がないわけです。
例え、伝えている内容が同じだったとしても、皆に響かせようと思う場合と、理想のお客さん1人に響かせようと思う場合では、自然と使う言葉も変わり、深みも増しますよ。
工務店が自分勝手に作るダサい表現はダメだが、施主やお客さんの言葉を使ってダサくなるのは問題ない理由
キャッチコピーを考える際、自分の感性だけで作るのは危険です。なぜなら、自分の感性や価値観だけで作られたキャッチコピーは、お客さんの心に響かない可能性が高いからです。しかし、お客さんの言葉や感性を取り入れたキャッチコピーは、ダサく感じるかもしれませんが、それがお客さんの心に響くのです。
1. 施主やお客さんの言葉は、信頼の証
施主やお客さんの言葉を使うことで、その言葉に込められた感情や価値観を理解しているという信頼感を得ることができます。自分勝手な表現よりも、施主やお客さんの言葉を大切にすることで、施主やお客さんとの距離が縮まります。また、施主やお客さんが日常で使っている言葉やフレーズを取り入れることで、自社の家づくりが身近に感じられるようになります。これは、お客さんとの関係を深めるための大切なステップとなります。
2. ターゲットを絞ることの重要性
全てのお客さんに合わせるのではなく、ターゲットを絞ってその層に合わせたキャッチコピーを作ることで、より深い関係を築くことができます。一見、ダサく感じるかもしれませんが、ターゲットには響くのです。ターゲットを明確にすることで、その層のニーズや価値観を深く理解し、それに合わせたキャッチコピーを作ることができます。これにより、ターゲット層からの信頼や支持を得ることができるようになります。
3. 独自性を出すための一歩
施主やお客さんの言葉を取り入れることで、他の工務店とは一線を画す独自性を持つことができます。自分だけの世界観や価値観を持つことは大切ですが、それを施主やお客さんと共有することで、より強い絆を築くことができます。また、施主やお客さんの言葉を取り入れることで、他の工務店とは違う、独自のキャッチコピーを作ることができます。これは、市場での差別化を図る上で非常に重要な要素となります。
結論として、キャッチコピーを作る際は、自分の感性や価値観だけでなく、施主やお客さんの言葉や感性を大切にしましょう。それが、施主やお客さんとの強い絆を築く第一歩となるのです。そして、その絆を基に、長期的な関係を築いていくことが、成功への鍵となるでしょう。