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工務店はホームページに掲載する情報を充実させなければならない理由
一世を風靡したフリーペーパー『R25』が休刊するようですね。2015年10月1日をめどに紙とネットを統合するようです。
都心を中心に配布され、全盛期は設置日にすぐなくなっていましたし、電車の中でも読んでいる人をよく見かけてましたが、最近は、余っていたり、読んでいる人も見かけませんね。
R25を休刊する理由については、「読者の閲覧スタイルが変わっており、デジタルへの移行が進んでいるため。R25の読者ターゲットは30歳前後。若い人をターゲットにしている以上、デジタルへの移行は避けられない」とのこと。
家を建てる世代よりは、ちょっと若いですが、参考になります。
無料で良い情報は、ネットでの公開が中心?
R25は、直接的な広告ではなく、情報を興味深く伝え、商品に愛着を持ってもらったり、ファンになってもらうことことを目的とした、今よく言われている「コンテンツマーケティング」のはしりでもありました。
これには、露骨な広告が効かなくなったとか、テレビを見なくなった、などの時代背景がありますよね。「一方的な広告」が効きにくくなっているわけです。
だから、読み物や役に立つ情報(=コンテンツ)の方が、読み手側も受け止めやすいのです。
ただ、このコンテンツとは、新たなものをどんどん提供し続ける必要があります。なぜなら、読み手は新たなコンテンツを求めますし、発信する側も、費用対効果も高く、効果があるとわかっているので、他社よりも量または質が優れている必要があります。
今の時代、良い情報は無料で提供され、希少な情報が有料になる時代です。
そして、これからの時代の集客は、間違いなく、コンテンツ(中身)が鍵を握ります。
その中身を伝えるツールが、WEBサイト(ブログ)やメルマガ、ニュースレターなどになるわけです。
住宅で言えば、
- 施工例
- お客様の声
なども、コンテンツに当たりますし、日々、発信できる内容だと、
- コラム
- ニュース
- ノウハウ
もそれに当たります。
家や暮らしというカテゴリには、たくさんの興味深いネタ素材が埋まっています。だから、実は、すごいチャンスなんです。
紙という蓄積できずタイムラグも生み出す情報伝達手段
コンテンツを充実させるなら、紙ではなく、間違いなくWEBサイトの活用が鍵になります。
- WEBの方が、過去の内容を蓄積できる。
- WEBの方が、発信してから届くまでのタイムラグが紙より少ない。
- WEBの方が、文字数の制限もなく、動画も使え、内容が充実しやすい。
- 紙は、届ける相手が増えると、印刷代や郵送代も増える。
決して、紙媒体がダメというわけではなく、伝える媒体には向き不向きがあるということです。(集客に携わる人なら、どちらもしっかり把握しておきましょう。)
住宅の場合、今すぐ客をすぐ集めたいなら、紙媒体でチラシに敵うものはありません。ですが、長期的に考え、ファンを集めたいなら、間違いなくWEBの活用です。
では、ニュースレターはどうするのかというと、WEBよりも、プレミアム感(希少性)を出したがほうがいいです。
おまけ
紙とネットについて、海外ではこんな皮肉めいたCMも(笑)
工務店はホームページに掲載する情報を充実させなければならない理由
近年、情報の取得方法は大きく変わってきました。特に、若い世代を中心に、情報はネットを通じて手に入れるのが一般的となっています。このデジタル時代において、工務店のホームページの役割は、以前よりもはるかに重要になっています。では、具体的に、工務店として、なぜホームページの情報を充実させることが求められるのでしょうか。
信頼を勝ち取る第一印象を与えられる
今の消費者は、新しいサービスや商品を探す際、最初にインターネットで検索します。工務店のホームページは、多くの場合、お客様との最初の接点となります。そのため、情報が豊富で魅力的なホームページは、お客様の信頼を勝ち取る第一歩となるのです。さらに、デザインや使いやすさも、お客様の印象に大きく影響します。
情報の即時性を高められる
紙媒体とは異なり、ホームページは情報の更新が容易です。新しい施工例やキャンペーン情報、季節に合わせた提案など、タイムリーな情報を迅速にお客様に伝えることができます。これにより、常に最新の情報を提供し、お客様の関心を引きつけることができます。
深堀りが可能になる
ホームページでは、文字数の制限やページ数の制約が少ないため、詳細な情報や背景をしっかりと伝えることができます。これにより、お客様の深い理解や興味を引き出すことが可能となります。例えば、施工の背景や使用材料の特性など、深い情報を共有することで、お客様との信頼関係を強化できます。
コンテンツマーケティングの効果を得られる
「R25」のように、情報を興味深く伝えることでファンを増やすアプローチは、工務店にも応用可能です。施工例やお客様の声、住宅に関するコラムやノウハウなど、価値ある情報を提供することで、お客様の心をつかむことができます。さらに、これらのコンテンツは、SEO対策としても有効であり、検索エンジンでの評価を高める要因となります。
差別化の要になる
競合他社との差別化を図るためには、独自の情報や価値観をしっかりと伝えることが不可欠です。ホームページは、そのための最適なプラットフォームとなります。独自の施工方法や、地域に根ざしたサービスなど、他社とは異なる点を強調することで、お客様の選択の理由となる要素を提供できます。
ホームページは単なる情報発信ツールではなく、工務店の「顔」とも言える存在です。時代の変化に合わせ、情報を充実させることで、お客様との信頼関係を築き上げ、ビジネスの成功に繋げることができるのです。このデジタル時代において、ホームページの情報充実は、工務店の成長の鍵となるでしょう。