工務店は注文住宅のアイデアを与える側か？それとも叶える側か？

69歳のおじいちゃんが、自動朝食マシンを開発しているのですが、結構な力作です。新聞、ゆで卵、紅茶、トースト、最終的には、テーブルクロスや食器の片付けもしてくれる自動マシンです。

おじいちゃんが組み立てた朝食マシン「Sunday Morning Breakfast Machine」

Sunday Morning Breakfast MachineはPeter Browneさん（69歳）が、3カ月、時間にして1,000時間を費やして制作した自動朝食マシン。彼が機械系統を担当し、友人のMervyn Huggettさんが電気系統を担当したとか。

見た目こそ映画に出てきそうではありますが、トースト、ゆで卵、そしてコーヒーまたは紅茶、さらには新聞までサーブしてくれます。面倒な食器の片付けも、このマシンならテーブルクロスを巻き上げて食器類を回収するという力技を見せてくれますよ。

おじいちゃんが組み立てた朝食マシン、まるで映画から飛び出してきたようなワクワク感が満載

こういうシステムって昔からある気がするのですが、あまり日本では見かけないですよね（笑）この動画を見て思い出したのがこちらの映画↓

ピーウィーの大冒険

「ピーウィーの大冒険」と言えば、1985年に公開されたアメリカのコメディ映画で、ティムバートンの初の長編映画としても有名な作品です。ティム・バートンって他の映画を見ても空間の作り方が上手いんですけど、この映画でもその才能が発揮されています。

映画の冒頭で、ピーウィーの自宅でのシーンがあるのですが、すごいユニークな作りなんですよ。すべり棒があったり、上記の映像のようなピタゴラスイッチ風の仕掛けですし、窓かと思いきや水槽だったり・・・すごい楽しい家なんですよね。（↓違法動画ですが、紹介しておきます。）

ちなみに、ピーウィーを演じている主演のポール・ルーベンスは、プライベートでポルノ映画館で自慰行為を行って逮捕されたり、児童ポルノ所持で逮捕されたりと、変態俳優としても有名です（笑）

正式な本編はこちらから（有料）

Netflixでは、「ピーウィーのビッグ・ホリデー」ということで、オリジナル作品が公開されています。

注文住宅のアイデアを形にする工務店に必要なアプローチとは？

上記のようなユニークな話はさておき、アイデアを実現することが注文住宅の醍醐味と言っても過言ではありません。

工務店は注文住宅のアイデアを与えることはもちろん大切ですが、それ以上に重要なのは、お客様の夢や希望を実現することです。また、どちらの立場に立つにせよ、お客様が持っているアイデアや夢を具体的な形にするためには、工務店としてどのようなアプローチが必要でしょうか？

1. お客様のニーズをしっかりと把握する

まず最初に、お客様のニーズをしっかりと把握することが必要です。お客様がどのような家を求めているのか、どのようなライフスタイルを送りたいのか、どのような機能やデザインが欲しいのかなど、詳しくヒアリングを行いましょう。ヒアリングの際には、お客様の生活習慣や家族構成、趣味や価値観なども考慮に入れることが重要です。これにより、お客様の本当のニーズを把握し、最適な提案をすることができます。

2. お客様のアイデアを具体化する

お客様が持っているアイデアや夢を具体的な形にするためには、設計図や模型などを使ってビジュアル化することが有効です。これにより、お客様がイメージしている家がどのようなものになるのかを確認しやすくなります。また、ビジュアル化することで、お客様のアイデアに対するフィードバックをもらいやすくなります。これにより、お客様のアイデアをより具体的で実現可能な形にすることができます。

3. 技術的な課題をクリアする

お客様のアイデアを実現するためには、技術的な課題をクリアする必要があります。例えば、特殊な構造やデザインを実現するためには、どのような工法や材料が必要なのか、どのような設備や設備配置が適切なのかなど、専門的な知識と経験が求められます。また、地域の気候や地盤条件、建築基準法や地域の条例なども考慮に入れる必要があります。これらの課題をクリアするためには、専門家との連携や最新の技術情報の収集が必要です。

4. 予算とのバランスを取る

お客様のアイデアを実現するためには、予算とのバランスを取ることが重要です。高品質な材料や設備を使用することで、お客様の夢を実現できますが、それが予算を超えてしまう場合は、他の選択肢を提案するなどして、お客様と一緒に最適な解決策を見つけましょう。また、予算内で最大限の価値を提供するためには、コスト削減の工夫や効率的な施工方法の探求が必要です。

5. お客様とのコミュニケーションを大切にする

最後に、お客様とのコミュニケーションを大切にすることが必要です。お客様のアイデアや夢を実現するためには、進捗状況を定期的に報告したり、変更点や課題がある場合はすぐに相談したりすることが重要です。また、お客様の意見や要望を尊重し、一緒に最適な解決策を見つけることが重要です。