- もし、あなたの工務店がホームページから集客や受注を増やしたいのなら・・・
- もし、あなたの工務店が自社のブランドを確立したいのなら・・・
- もし、あなたの工務店が今よりも1棟あたりの利益を増やしたいのなら・・・
工務店向け教育サービスの終了からわかる「学ばない層」
2013年、ウェブマーケティング支援のNOKIOO(静岡県浜松市)が、インターネットを使ってセミナーを受講できる工務店向けのeラーニングサービス「e-工務店の学校」を開始しました。
Eラーニングコンテンツなので、インターネット上で受講・学習を自社・自宅で行えます。つまり、パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも学習できるため、場所や時間を選ばず、自由に視聴し、コンテンツごとに指定された期間内であれば、何度でも繰り返し視聴ができるようです。
まだ、サービスが開始したばかりなので講座内容が、整っていないようですが、今後、予定されているメニューは、
建築業界コンサルセミナー、人材採用コンサルセミナー、経営コンサルセミナー、ビジネスマナー講座、住宅業界基礎知識講座、マネージャー向け講座、販促強化系動画、ホームページSEO対策、チラシ&DM作成、成功する見学会ノウハウ、資格取得系動画講座、宅建講座、建築士2級講座、インテリアコーディネーター講座、その他住宅関連の資格取得系動画、建築に関わる法規改正の解説動画、経理・申告業務の解説動画、住宅ローンなどの最新動向の解説動画
などが予定されています。
- 社員教育・社員研修を低コストで簡単に導入できる
- 最新の建築技術や建築にかかわる情報を手軽に動画で学べる
- スマホやタブレットで空いた時間を活用できるため、社員の負担も少ない
というメリット以外にも、本サービスのサイトに「e-工務店の学校で学ぶメリット!」ということで、いろいろとボレットが記載されています。
● セミナーを受けに1日出張は当たり前?
興味をもったセミナーも会場は首都圏や大都市なことが多いです。
それでも会社の発展のためと、スケジュールを何とか調整して丸一日つぶしてセミナーを受講しに行くことありませんか?
なのに日々忙しくて寝不足なのか、せっかくのセミナー受講中にウトウト・・・・。
これではもったいないですね。
セミナーに出ることが重要ではないです。内容をしっかり理解することが本来の目的のはずです。
e-工務店の学校なら、収録したえみなー動画を空いた時間に、なんどでも理解できるまで視聴できます。● 社員教育は先輩の背中を見て自分で覚える?
新人社員の教育マニュアルなんてない!仕事は先輩の背中を見て覚えるものだ!というのは昔の話。
新入社員をすばやく即戦力に育てるコストを惜しんでいては、今の時代は生き残れません。
かといって、忙し自分の仕事をこなしながら、新人社員までとても手が回らないのも事実。
e-工務店の学校なら、一般的なビジネスマナーや工務店の社員として知っておくべき基礎知識などを収録配信していますので、社員教育・社員研修ツールとして非常に便利にお使いいただけます。● 朝早くから夜遅くまで現場で働けば時間がなくて勉強なんてやってる暇はない?
忙しいことはもちろんよいことですから、社員の皆さんも目の前の仕事に一生懸命取り組みます。本当は時間があったら、建築や不動産、インテリアなど、自分の知識の幅を広げたいと 思っている向上心の高い人もいるはずですが、なかなか自由なまとまった時間が取れないので勉強する暇が・・・とジレンマを抱えている方にとって、「場所を選ばす」「スマートフォンやタブレット」で「短時間に区切って」勉強できるe-工務店の学校は、そんな意識の高い社員の皆様の学習をサポートします。
● 社員は自分の専門業務のことだけ学べばいい?
設計部門の社員は当然自分の専門知識を高めようと設計ノウハウについて勉強はするでしょう。
それでも家作りが好きで、もっとインテリアやカラーコーディネート、あるいは経営、広告について学びたいと思っている意識の高い社員もいるはずです。
そんな優秀な人材はきっと将来会社のリーダーとなるべき人材でしょうから、会社としても成長をバックアップできれば会社はますます成長します。
工務店に関わるすべてのノコンテンツを網羅するe-工務店の学校なら、自分の興味のある内容を自分で選んで学ぶことができます。● 会社の会計は全部税理士・会計士の先生にお任せ?
会社の会計は「先生まかせ」という経営者の方も多いのではないでしょうか?
しかし経営者として基本的な会計の知識は、会社を安定的に成長させるためには必要な知識であることは間違いありません。
工務店経営に数多く携わられる税理士・会計士のエキスパートの方々に、その要点を解説してもらった動画講座を見れば、毎年の決算、税理事務も見方が変わります。● 広告チラシやホームページのデザインは、餅は餅屋でお任せ状態?
工務店の営業ツールとして、やはり折込チラシやホームページは欠かせません。しかし、デザインやレイアウト、写真や文章を「餅は餅屋に」と業者に丸投げしていませんか?デザインのプロであぅても、御社のことを一番よく知ってるのは、やはり社長であり社員の皆さんです。広告販促ツールの作成においても、自社の強みを反映し自社で一番効果を上げる広告展開を学ぶための動画講座もe-工務店の学校には多数収録されています。
開始当初は、コンテンツが整えば良いサービスだなと思っていたのですが、いつの間にか終了していました。
まぁ、この手のサービスは、他にもあったりしたのですが、上手くいかないんですよね。
工務店向け教育サービスの終了からわかる「学ばない人たち」
「e-工務店の学校」の終了に限らず、似たようなサービスも上手くいってないことから、工務店向けの教育サービスの難しさを象徴しています。しかし、それ以上に、この終了から学べることがあります。それは、学ばない人たち、つまり学習の機会を逃す人たちについての洞察です。
こういったサービスは、時間や場所を選ばずに学べるという利便性を提供していました。それにもかかわらず、サービスが終了したという事実は、一部の人々がこの機会を活用しなかったことを示しています。それは、新しい知識やスキルを学ぶことの重要性を理解していない、あるいは理解していても行動に移さない人々が存在するということです。
学び続けることは、現代のビジネス環境で成功するために不可欠です。特に建築業界は、技術の進歩や法規制の変更、市場の動向など、常に変化している分野です。そのため、新しい情報や知識を継続的に取り入れ、自社のビジネスに適応させることが求められます。
しかし、工務店向けの教育サービスの終了は、一部の人々がこの必要性を無視していることを示しています。彼らは、自分たちの知識やスキルを更新し続けることの重要性を理解していないか、あるいは理解していてもそれを行動に移す意欲がないのかもしれません。
これは、経営者としての視点から見ても重要な問題です。社員が自己啓発に積極的でない場合、それは組織全体の成長を阻害します。また、自己啓発の機会を提供してもそれが利用されない場合、それは経営者としてのリーダーシップや教育方針に問題がある可能性を示しています。
知識にはお金を投資しないけど、FCとかパッケージ商品住宅にはお金を落としがちなんですよね。