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工務店の専門性は、こってりを目指すか? カジュアルを目指すか?
第1回「再築大賞」として、古材・古瓦使った住宅の事例を募集されています。
「再築」の基準は、再利用できる古材や土壁、建具、古瓦などの資材、または将来再利用できる資材を使用して建築する長期耐用住宅である。とされています。
古材の活用は古民家の再生や解体に比例し、年々、増えており、店舗での利用に続き、住宅でも利用する方も少しづつ増えています。
和の雰囲気が好まれている傾向の表れですね。
カジュアル和が好まれている!?
最近の傾向として、和の感じは、こってりしたものより、カジュアルな和が好まれているようです。
最近では、伝統工芸品を現代の新しいデザインにしたり、
「神谷町オープンテラス」など、お寺の境内をカフェとするところもでてきています。
神谷町駅前のお寺、光明寺の境内を活かしたオープンスペース。本堂と緑豊かな墓地に見守られた屋根付きの屋外テラスでは心静かに寛げる。飲食の持込みも自由。水・金はスタッフが常駐して、お坊さん手作りのお菓子とお茶の「おもてなし」を実施(要予約・マイカップ持参歓迎)。おもてなしは無料で受けられるが、くれぐれもご本尊への合掌はお忘れなく。日本の文化を気負わず体験できるとあって外国人のファンも多い。
eHills Club
古材・古民家やお寺などと、カジュアルさを組み合わせ、「カジュアルな和」を新しい切り口とするのは良さそうでよすね。
私の身近なところでも、知人が山形のある蔵を再生するプロジェクトを行っています。
小さな工務店の専門性は、こってりを目指すか? あっさりを目指すか?
和に限った話ではないですが、小さな工務店には「専門性」が必要不可欠なのは言うまでもありません。
その上で、その専門性の表現として、こってりにするか?あっさりにするか?で経営判断は分かれてきます。どちらにも一長一短がありますし、経営者自身の価値観もありますからね。
あなたの工務店は、こってりとした伝統的なスタイルを目指していますか?それとも、あっさりとしたカジュアルなスタイルを目指していますか?
この質問は、あなたの事業の方向性を明確にするためのものです。あなたの工務店がどのようなスタイルを追求しているかによって、顧客層やマーケティング戦略、さらには事業の成功に大きな影響を与えます。
例えば、「和」の場合、こってりとしたスタイルを目指す工務店は、伝統的な技術や素材を活用し、その深みと豊かさを追求します。古材や古瓦、土壁などの再利用可能な素材を使用して、長期耐用の住宅を建築します。これらの住宅は、その質感や風味が評価され、特に伝統を重んじる顧客からの需要が高いです。
一方、あっさりとしたカジュアルなスタイルを目指す工務店は、シンプルで使いやすいデザインを追求します。現代のライフスタイルに合わせて、機能性と快適さを重視し、無駄を省いたスマートな住宅を提供します。これらの住宅は、その使いやすさとシンプルな美しさが評価され、特に若い世代やミニマリストの顧客からの需要が高いです。
どちらのスタイルを選ぶかは、あなたの事業のアイデンティティと密接に関連しています。あなたの工務店がどのような価値を提供し、どのような顧客に対してそれを提供するかを明確にすることで、より効果的な事業戦略を立てることができます。
ただ、最近の傾向として、「あっさり(カジュアル)」が好まれていることを忘れないでください。というよりいつの時代も「あっさり(カジュアル)」派は多いものです。なので、専門的な知識や技術を活用しつつ、現代のライフスタイルに合わせたカジュアルなデザインを提供することは避けられないかもしれません。
あなたの工務店がどのようなスタイルを追求するかは、あなた次第です。しかし、その選択はあなたの事業の成功に大きな影響を与えることを忘れないでください。あなたの工務店が提供する価値を明確にし、それを最大限に活用することで、あなたの事業はさらに成功を収めることでしょう。