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工務店のホームページに「お客様の声」を載せているのに結果がでないのはなぜ?
少し前の話ですが、渋谷に予定があり、その予定が終わり、昼ご飯を皆でということで、近くのタイ料理を食べに行ったんです。以前、その店には行ったことがあり、美味しいということはわかっていたので、自信を持って「行きましょう」ってことで、皆をお店に案内したのですが・・・
他の皆は、不安だったようです。なぜ?って、タイ料理を見たことも食べたこともないから。
ちなみにこんなお店です。地下だからお店の中が見えないのです。
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13128650/
料理なんて食ってみるまでうまいかどうかわからない。ましてや、見たこともない料理ならなおさら。
どんな商売も◯◯するまでわからない
マッサージであったり、美容院であったり、「受けてみるまで分からない」という返事です。
そりゃそうですよね。なぜなら、実際に受けてみるまで実際に食ってみるまでその味なんて正直分かりません。住宅だってそうです。住んでみるまでわかりません。
でもそういうわけにはいかないから、お客さんというのは何を信じて選んでいるのか?というと、
自分とよく似てる人たちがどういう評価をしているのか?また、誰が推薦しているのか?
というところで選んでいたりします。
実際、私もこの店をネットの検索で知り、口コミを見て、実際に食べてみて、今回、誘ったのです。
最初調べた時は、キャッチコピーに、
「食べログ採点はなぜか低いですが(@_@;)味、価格、雰囲気すべてに自信あります!!」
なんて、自虐自賛な言葉だったので、悩んだのですが、行ったキッカケになったのが、
- CP(コストパフォーマンス)抜群!
- 若干日本人向けに食べやすくアレンジされたタイ料理
- 辛い料理が好きな方にはオススメですね~。
というお客さんのコメントです。その他にも、自分の世代が近い方のコメント者も多く、それもキッカケのひとつになりました。
工務店のホームページや広告はどうだろうか?
主観的に、最高とか、地域一番、地域密着だとかという言葉を使っていないだろうか?その言葉は顧客にはまず届きません。99%届かないです。
なぜなら、一人称(自分)だけの評価なんて、誰も信じないからです。
〇〇の家は、夏涼しく冬暖かく、家中の温度差が少ない、自然素材を使った高気密高断熱住宅で地域ナンバーワンです。スタッフは誠実で明るく、要望も聞いて、子供にもやさしいです。
なんていうのを自分で言うよりも、たとえ同じ意味合いだったとしても、他人から、
◯◯の家は、冬場も全然寒くないんですよ。杉の床材も温かくて、体にやさしい気がします。スタッフの〇〇さんは、こだわりを最後まで聞いてくれて、子供の相手もしてくれて、私からもおすすめしたいです。
と言われたほうが、信憑性・信頼性も高くなりますよね。
だからといって、都合のいい「お客様の声」を適当に載せているのはダメです。
とりあえず、手書きの「お客様の声」があるから載せとこうみたいな感じで、適当に掲載されたもので、顧客を振り向かすのは難しいです・・・なぜなら、
その声の信憑性・信頼性はどう証明できますか?
自分たちで語る言葉以上に、「お客様の声」はとても大事だけど、さらにそこには信憑性・信頼性が必要になってきます。それは、チラシであれホームページであれ、同じです。その信憑性・信頼性を、
- どういうふうに証明できるだろうか?
- その証拠はどう説明できるだろうか?
「お客様の声」が結果に結びつかない理由はここにあります。