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工務店も取り入れてほしい男女の脳の違いからくる訴求の違い
近年の販促物はテンプレート化してきており、注文住宅のカタログと言ったらコレ、ホームページと言ったらコレみたいに、どの工務店も似たりよったりな訴求方法が多くなってきています。
そこに、男女の捉え方の差を利用して、訴求方法を変えてみませんか?
男女の相違は脳構造の違いにあることが解明
アメリカの学者の研究で、「男女の相違は脳構造の違いにあることが解明」され、男女はまるで「異なる種」と言えるほど違うようです。
男女の違いを分かりやすくリストにしたものが以下の通りです。
【男性の特徴】
1: 男性は理論的で、情報処理や空間能力に長けている。男性が地図や青写真、組み立てマニュアルを見ると、決断力と集中力、視覚化をつかさどる脳の部分が活発に働き、図を早く理解することができるのだ。
2: 感情や記憶を制する大脳辺縁系が不活発な男性は、人の表情や感情を読み取るのが苦手だ。女性は、目を見ただけでも相手の気持ちを察することができるが、男性にはとても無理な芸当なのである。
3: ストレスに反応する扁桃体(へんとうたい)は、脳の左右に位置する。男性はストレスを感じると、怒りに反応しやすい右側の扁桃体が活発になるため、運動をして発散させたり独りになりたがる。反対に女性はストレスと感じると、感情に反応する左の扁桃体が活発になるので、女友達とお喋りに講じるのである。
【女性の特徴】
1: 女性の脳構造は、感情を読み取ることに長け直感的だ。赤ちゃんの泣き方で、オムツが濡れているのかお腹が空いているのか違いを判断することができる。
2: 左右への脳神経の結合が強い女性の脳は、複数のことを同時進行させることが得意である。反対に男性の脳は、主にひとつのことにしか集中できない構造になっている。
3: 女性の脳は男性よりも8パーセント小さいが、高度に網羅した神経組織により、少ないエネルギーで複雑な仕事を能率的にこなすことができるのだ。
なぜ男女はこんなに違うのか? その答えは脳構造の違いにあることが判明
これを住宅の広告や集客に活かすのであれば・・・
これ、訴求したい相手によって、表現方法を変える。ってことの参考にもなります。
例えば、男性に対しては、
- 一枚のインパクトのある写真で訴求したり、
- 人が写っていない、デザイン性の高い建築写真で訴求したり、
- キャッチコピーなど文章は、性能や機能面を論理的に訴求したり、
が有効的なのではないでしょうか。
また、女性に対しては、
- 複数の様々なイメージ写真で訴求したり、
- 子どもや赤ちゃんがいるような、家族やコミュニティが感じられるもので訴求したり、
- ライフスタイルが想像できる感情的な文章で訴求したり、
が有効的なのではないでしょうか。
上記で挙げたのは、ごく一般的な訴求例ですが、欲張りに両方をというよりは、どちらかに絞って、パンチ力を高めたほうがいいです。
また、単純に性別で分けるのもいいですが、ポイントは脳の使い方だと思っています。
「女優はおっさん」と言われてますし、女性建築家もそれに近い部分があります。アパレルのデザイナーや、クリエティブ性の高い人に、ゲイが多かったり、一般の方でも、周りよりセンスのいい方は、女性は男性脳ぽかったり、男性は女性脳ぽかったり、という方が多い気がします。
まぁ、そこまで考えると、ごちゃごちゃしてしまいますので、まずはシンプルに男女で分けてみましょう。
チラシやカタログなどを制作する際も、男性がつくると論理的な感じになりやすく、女性がつくると感情的な感じになりやすいのは、脳からきている部分が大きいのでしょうね。
これを注文住宅そのものに活かすのであれば・・・
また、提供している住宅が、どっちに対して、訴求力が高いのかを計るいい目安な気がしますし、注文住宅の提供方法や設計にも大きなヒントをもたらします。例えば・・・
男性向けの注文住宅の提案
機能性と効率性: 男性は論理的思考が得意であるため、家の機能性やエネルギー効率などの具体的なデータを基にした提案が有効です。
空間の活用: 男性の空間認識能力を活かし、3Dモデルや青写真を用いて、空間の使い方や配置を具体的に示すことで、理解を深めることができます。
女性向けの注文住宅の提案
感情とライフスタイル: 女性は感情や直感を大切にする傾向があります。家族の成長や季節の変わり目など、ライフスタイルに合わせた提案を心がけましょう。
コミュニケーションの場: 女性はコミュニケーションを重視します。リビングやキッチンなど、家族や友人とのコミュニケーションが生まれる空間の提案が効果的です。
デザインの違いを活かす
男性デザイナーや建築家は、機能性や論理性を重視した設計が得意である一方、女性デザイナーや建築家は、感情やライフスタイルを中心にした設計が得意です。この違いを理解し、チーム内での役割分担や協力を促進することで、より多様な顧客ニーズに応えることができます。
もちろん、脳の違いを理解することは一つの手段に過ぎませんので、男女の脳の違いを一般化することなく、各顧客の個別のニーズや価値観を尊重することが最も重要です。