- もし、あなたの工務店がホームページから集客や受注を増やしたいのなら・・・
- もし、あなたの工務店が自社のブランドを確立したいのなら・・・
- もし、あなたの工務店が今よりも1棟あたりの利益を増やしたいのなら・・・
WEBサイトからの集客に必要なのは「運営」すること!
「新しくホームページを開設したから、皆が見てくれて、問い合わせも増えるぞぉ!」
このような考えを持っている方は、意外と数多くいらっしゃいます。インターネットに疎い世代が多い業界だからこその、
勘違いなのかもしれません。
現在、ホームページやブログを含むWEBサイトの、正確な数は誰も知る由がなく、星の数以上に無限にあるとも言われており、作成だけしたホームページやブログが見つかることはほとんどありません。またそれだけの数があるということは、1日1日の情報の更新量・発信量も半端ないのです。
その中で、最終更新が1年前だったりしたら・・・閲覧者は他へと流れてしまいますよね。
あなたのWEBサイトを魅力的にし、さらに、検索され気付いてもらうためには、「運営する」ことが必要なのです!
運営には、
- 無料でできること
- 有料でできること
さらには、
- やってはいけないこと
があります。それでは、それらの方法を詳しく紹介しますね。
WEBサイトで無料でできること
1.更新したり、新しくページを追加する。
流れの激しい現代ですから、少しの時間の経過でも、様々なことが進化していってます。もちろんWEBサイトも同じです。その進化にWEBサイトが適していなければ、どんどん廃れていくだけです。適していくためには、「更新」と「ページの追加」が、最も行いやすい方法なのです。
例えば、ブログ記事を定期的に更新することでも良いですね。閲覧者にとって役に立つ情報や、新しい情報を追加することが行いやすい方法ですね。
工務店の業界でも、新しい建築技術やデザイントレンドが日々変わっていきます。そのため、それらの最新情報を定期的に更新し、新しいページを追加することで、訪問者に対してあなたの工務店が最新の情報を持っているという信頼性を示すことができます。また、新しく完成した住宅の写真や、お客様の声を掲載することで、訪問者に対してあなたの工務店の実績を具体的に示すことができます。
2.ソーシャルメディアで伝える。
WEBサイトを更新したり、ページを新しく追加したなら、facebookやtwitterなどのソーシャルメディアで、周りの人に知らせましょう。会社や事務所のソーシャルメディアではもちろんのこと、さらには、あなた個人のソーシャルメディアでも発信ができるといいですね。「○○会社」が伝えるより、「○○会社のAさん(あなた)」が伝える方が、信憑性も高まるのです。
また、ソーシャルメディアでの告知文で、「ブログを更新しました。http://www.○○○○~」とする方が多いのですが、これだけでは、質の良い反応を得ることはなかなか難しいです。
ここで重要になってくるのは、ソーシャルメディア以上に、コピーライティングのチカラが必要になってきます。タイトルや紹介文で興味を持ってもらい、いかにブログを読ませるところまで持っていくか。ソーシャルメディアでの告知は、コピーライティングのチカラにかなり左右されてくるのです。
工務店の新しいプロジェクトや完成した住宅の写真をFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで共有することで、あなたの工務店の活動を広く伝えることができます。また、ソーシャルメディアを通じて、お客様からの質問に直接答えることで、お客様とのコミュニケーションを深めることも可能です。
3.名刺やリーフレットにURLを加える。
昔からある当たり前のアナログ方法ですが、意外とできていない方も多いですよ。名刺やリーフレットに、ホームページやブログなどのURLを印字しておくことはもちろんのことです。
さらには、URLをわざわざ打ち込む手間を省くための手段として、検索でトップに表示される独自のキーワードを検索してもらうよう記載したり、QRコードで読み込んでもらう方法もありますよね。
実は、印刷物からアクセスする人は、印刷物よりも豊富な情報が欲しいから、WEBサイトにやってきます。それでわざわざ見にきて、廃れたWEBサイトだと、二度と来なくなりますよね。。。
なので、工務店の名刺やリーフレットにWEBサイトのURLを記載することで、お客様が自宅でゆっくりとあなたの工務店の情報を確認することができます。また、QRコードを使用することで、お客様がスマートフォンで簡単にWEBサイトにアクセスできるようにすることもおすすめです。
WEBサイトで有料でできること
有料は挙げたらかなりの数になるため、費用コントロールができ、なおかつ効果的なオススメの方法だけを紹介しますね。
1.PPC広告を出す。
PPCとは、Pay Per Click広告の略のことで、グーグルアドワーズなどの、クリック毎に課金される広告のことです。
設定した直後から掲載されるため、即効性が高く、予算設定もできることから、広告費をコントロールしやすい広告でもあります。慣れてきて、1人辺りの顧客獲得単価を算出できるようになれば、広告費用から集客を予測できるようになります。
また、費用対効果の最適化を図ることができるレポートを取ることできるため、インターネット集客では定番の集客方法になっています。
PPC広告を利用することで、特定のキーワード(例えば、「〇〇地域 工務店」)で検索したユーザーに対してあなたの工務店の広告を表示することができます。これにより、あなたの工務店を探している可能性の高いユーザーに対して、効果的に広告を出すことができます。
やってはいけないこと
1.他のWEBサイトからコピーして記事を書く
Googleの検索エンジンは、非常に優れており、検索者に対して検索結果には、より質のいい情報を届けようとします。そのため、他サイトからコピーされた内容だと判断されると、評価が下がり、検索結果に上がってこなくなります。
なので、他の工務店のWEBサイトからコピーして記事を書くことは、Googleの評価を下げるだけでなく、お客様からの信頼も失う可能性があります。あなたの工務店のオリジナルの情報を提供することで、お客様からの信頼を得ることができます。
他サイトからのコピーはやめて、オリジナルを作ることを意識しましょう。Googleのこと以前に、コピーは著作権違反ですしね。もし他サイトの記事を使って、自分の記事を書く場合は、引用という形式をとり、blockquoteタグ(引用タグ)を使います。blockquoteタグを使えば、Googleもコピーではなく引用と認識するようです。
2.Yomi系他中小検索エンジンへの登録
WEBサイトが検索の上位に出てくるようにSEO対策として、昔であれば、GoogleやYahoo以外に、Yomi系と呼ばれる、無料のPR-Linkのような相互リンク集へ登録をすることが良いとされてた時代がありました。
ですが・・・Googleの進化により、現在は過剰なSEO対策とみなされる可能性が高く、このようなサイトを利用してしまうと、逆に検索順位を落としてしまう可能性があるのです。
3.有料リンクの購入
自社のWEBサイトに、外部からのリンクを増やすことは大事なことでもありますが、お金を出してリンクを購入することは、Googleが最も嫌うSEO対策でもあります。
そのため、今現在はほとんど効果はありません。購入側のサイトもSEOスパムと認識される可能性があります。いまだに、有料リンクはSEOの効果があると勧めてくる業者もいますので、気を付けください。
もはや有料リンクの購入は、Googleが最も嫌うSEO対策であり、現在ではほとんど効果はありませんので、あなたの工務店のWEBサイトは、オリジナルのコンテンツと適切なSEO対策によって、自然と検索結果の上位に表示されるようにするべきです。
結論:WEBサイトからの売上は、運営が決める。
WEBサイトは作っただけでは、誰にも気付かれません。ということは、売上には繋がらないということです。
2010年7月に、Yahooの検索システムが、Googleと同じシステムになりました。これにより、WEBサイトからの集客は、いかにGoogleを制すかにかかってきます。Googleは、検索者に対してより質のいい情報を、検索結果として届けようとしています。
ということは、WEBサイトは、適した運営をすることにより、多くの見込み客にあなたの情報を届けられる素晴らしい集客媒体へと進化していくのです。
工務店のWEBサイトは、ただ存在するだけではなく、適切な運営によって、多くの見込み客にあなたの工務店の情報を届けることができます。そのため、WEBサイトの運営は、工務店の売上に直結する重要な業務であると言えます。