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工務店は「間取り×子ども」に対しての考え方を明確にした方が良い理由
家づくりの際、間取りのことで、
- 間取りを子供に合わせるか?
- 子供を間取りに合わせるか?
と悩まれる方は多いですし、また工務店・設計事務所によっても、それぞれ考え方がありますよね。
間取りを子供に合わせるか?子供を間取りに合わせるか?
どちらが正しくて、どちらが間違いというよりは、「どう暮らしたいか?」によって、求める答えが変わりますよね。
だからこそ、「間取り×子ども」に対しての考え方を、明確にすることも大事です。
某掲示板にもこんな書き込みがあるぐらいですから。
793 名前:可愛い奥様 投稿日:2014/03/06(木) 09:45:14.99 ID:+pk7RmUs0
夏に子供が生まれる予定。
間取りの事なんですが、子供に合わせるかそうでないかで悩んでいます
例えばリビングの続き間に和室(子供が小さい頃はキッズスペース→大きくなったら客間)旦那はそれすらいらないと言うし、義両親は絶対必要だと言うし…
他にもありますが、正直どっちの意見もまっとうな物なのでよくわからなくなってきました
子供に合わせて設計された方、そうでない方の意見を聞きたいです795 名前:可愛い奥様 投稿日:2014/03/06(木) 09:58:40.92 ID:bFObfAbN0 [5/5]
>>793
これから産むなら和室は便利だよ。
ベビーベッド嫌がる子もいるし、よく動く子だと畳に布団はすごく楽。
夜中のオムツ替えや添い寝も畳に布団並べて寝ると楽ちんだよー。
義両親やゲストが泊まりにくることが多いなら客間として残してもいいと思う。
もし畳が好きじゃないなら、将来フローリングに張り替えられるような間取りに作っておくとかはどう?
我が家は子育てと老後を視野に入れて建てたよ。
夫は最初は「ローン終わる前に巣立つ子供をメインに作るのー?」と難色示したけど、
考え始めると意外と育児期間と老後で共通する部分もあったりするし、
これでよかったんだと夫婦で納得してる。797 名前:可愛い奥様 投稿日:2014/03/06(木) 10:04:26.71 ID:DO0tKcvP0
>>793
自分たちがどうして家を建てたいかによる
のびのび子育てする為の家なのか
夫婦が末長くその家で一生暮らす家なのか
子育て、介護、ゆくゆくは大きくなった子と同居という夢まで持っていてフレキシブルに対応したいのか798 名前:可愛い奥様 投稿日:2014/03/06(木) 10:20:40.91 ID:AKJeemyn0
間取りを子供に合わせるか悩んでます
>>793
子供に合わせていいと思うよ。
普通に考えてもあと20年近くは子供と一緒に暮らすんだもん。
子供が個室が欲しいと言うまで、続き間を勉強道具や着替え置場として使うことも出来るし。
個人的には、「子供を間取りに合わせる」派です。
子どもの適応するチカラは、大人よりもありますし、子どもが自分の空間が欲しいなら、子ども自身がそれを見つけに、家を出て行く方が健全な気がします。それに、大人になっても実家依存してしまう、子供にとって居心地のいい間取りは、やはりダメだと思っています。
子供が成功する実家の特徴
メンタリスト DaiGoさんの動画、「子供が成功する実家の特徴」が興味深いです。
家と子供の未来に関する研究内容を話されています。
対象は「部屋の広さ」です。
子供の数学の成績や言語の成績、問題行動や健康度が部屋の広さによって、変わるのかどうかを調べたお話…
結論は、、、
子供の成功を考えるなら、家は子供部屋をつくれるくらい、広い方が良いということになるので、子供にとっては、「家は広い方が良い」ということらしいです。
必ずというよりは、「子供に成功してほしかったら、早めに自分の部屋を与えてあげられるぐらいの家に住んだほうがいいかもね(集中できるので)」という程度です。
大人目線で考えると、無駄のないコンパクトな方が効率的なんですが、子供にとっては、逆なようです。
子供部屋がないほうが、家族仲がより深まる?
子供部屋に関しては、こんな研究データもあります。
ミサワホーム総合研究所では、住まいにおける子どもの学ぶ環境づくりを課題に挙げ、「住宅内の学ぶ場所の設計指針」を作った。それが、2011年に発表した「ホームコモンズ設計」だ。東京大学とEduce Technologiesに協力を仰ぎ、ピアジェなどの発達心理学の成長段階を参考にして、4つの成長ステージをまとめた。
子供部屋がないほうが、家族仲がより深まる訳
2つの内容をざっくりまとめると、
- 子供部屋あり=集中力が高まる
- 子供部屋なし=コミュニケーション力が高まる
ってことなのでしょう。
個人的には、「子ども部屋」については、最初から作り込まず、子ども自身がほしいと行った時に用意できる「可変性」が望ましいと思っています。
例えば、下記の様な市販の空間キットを購入して、集中できるスペースを用意したっていいわけです。
上記の商品は、面部分がダンボールで柱が紙管なので、組み立ても簡単ですし、一畳以下のコンパクトなサイズで1体約2万円です。
テレワークや書斎として
子供の秘密基地として
ゲームや動画編集の部屋として
工具を置いて趣味の部屋として
市販の空間キットはこれまでにも色々ありましたが、木にこだわりすぎてたりして、結局そこそこ良い値段してたんですが、これはダンボールなので、価格面でも非常にリーズナブルです。強度に関しても、作業において必要な強度を計算されて作られているので、問題なさそうです。
コロナの影響もあって、広い空間を求める人が増えている?
下記は2020年6月30日にリクルートが公表した、首都圏でのデータですが、コロナ禍により広さに関わる要望も増えているようです。
あれも欲しいこれも欲しいになれば、広い空間にせざるをえないですからね。
工務店にとっては、広い家の方が粗利が得やすいので好都合なのでしょうが、収入面が上がらないなら、広さを求める場合、性能を下げるしかありません。あとは、土地の安い田舎に越すとか…
ただ、この後、住宅価格の高騰からコンパクトさを求める人がまた増え始めていますけどね。
工務店は「間取り×子ども」に対しての考え方を明確にした方が良い理由
1. 顧客の信頼を勝ち取れる
家づくりは一生に一度か二度の大きな投資であり、顧客はその選択に非常に慎重です。間取りに対する明確な方針を持っていると、顧客はその透明性と専門性に引かれます。この信頼は、長期的な関係を築く上で非常に重要です。信頼される企業は、口コミやリピートによってビジネスが拡大する可能性が高くなります。
2. ニーズに対応した提案ができる
「子ども中心の家づくり」か「フレキシブルな家づくり」か、どちらの方針にするか明確にしておくことで、顧客のニーズに合った提案がしやすくなります。これは、顧客が求める解決策を提供する上で非常に有用です。また、顧客が何を求めているのか理解することで、より精度の高い提案が可能になります。
3. 差別化の要素となる
多くの工務店や設計事務所がある中で、自社のスタンスを明確にすることは大きな差別化要素となります。これが、顧客があなたの会社を選ぶ一つの理由になる可能性があります。差別化が成功すれば、競合他社よりも高い価格設定が可能になる場合もあります。
4. 長期的なビジョンを共有できる
家は長期間使うものです。子どもが成長する過程での変化や、将来的には老後も考慮に入れた家づくりなど、長期的なビジョンを顧客と共有できると、より深い関係性が築けます。このような長期的な視点は、顧客が安心して契約を結ぶ一因ともなります。
5. マーケティング効果
「間取り×子ども」に対する考え方や方針は、ウェブサイトやブログ、SNSでのコンテンツとしても有用です。これにより、顧客が自社を選ぶ理由を明確にし、新たな顧客を引きつけることができます。良いコンテンツは、SEO対策にも寄与し、より多くの人々に自社を知ってもらう機会を増やします。
6. コロナ禍での変化に対応
コロナ禍によって、家での過ごし方や価値観が大きく変わっています。このような変化に柔軟に対応するためにも、明確な方針が必要です。方針が明確であれば、新しいニーズに迅速に対応する戦略を立てやすく、ビジネスチャンスを逃さないで済みます。
7. トラブルを防ぐ
期待値が明確でないと、後から「こんなはずではなかった」というトラブルが起きる可能性があります。明確な方針を持つことで、このようなトラブルを未然に防ぐことができます。また、トラブルが少ないという評判は、新たな顧客を引きつける強力な武器となります。
以上のように、「間取り×子ども」に対する明確な方針は、多くの面で工務店経営にプラスとなる要素を持っています。この機会に、ぜひ自社の方針を明確にして、顧客に安心と信頼を提供してください。