工務店がお客さんを失わない仕組みは、再訪されるホームページにすること

「お客さんを失わない仕組みをつくる」とは、「リピートさせること」です。

実はこれ、住宅業界が一番苦手としていることなんです。住宅のビジネスモデルは、単発型なので、リピートという概念がありません・・・リフォーム?といっても、10年後では、リピートとは言いづらいです。

他の業界には1回買っても、また買うというリピートがあります。車ですら、2~3年で下取りにだし、買い替える方は多いです。

他の業界が、リピートを獲得するのに力を入れるのは、新規顧客に比べて、コストが圧倒的に少なくてすむからです。知人の整体師からは、「新規客の獲得はいらないから、既存客のリピート率を上げたい」という言葉も出てくるくらいです。

だから、リピートという考え方は、お客さんを逃さないようにするのに最適なのですが、住宅業界では、何でリピートさせるべきでしょうか?

目次

工務店の場合は、ホームページへの再訪

今のところ、私が思いつくのは、費用対効果からみてもホームページです。

ホームページといっても、単にペラ1枚の薄いものではなく、

  • コンセプト(家づくり考え方)
  • 施工例
  • お客様の声
  • ブログ
  • 家づくりの知識   など、

資産として扱えるくらい情報量が豊富なホームページをさします。

再訪させるために必要なこととは?

2回目以降も見に来てもらえるように、リピートさせるためには、

  • 最初の1回では見切れないくらいの豊富な情報量
  • 頻度の高い更新
  • サイトを見に来るお客さんが欲しい情報の掲載

が必要になります。

お客さんに家づくりの1から10まで伝えようとすると、たかが数時間では、伝えきれないはずですよね。住宅って、他の業界に比べても、すごく奥深く豊富な情報を持っているはずなんです。

だからこそ、それをホームページなどの、コンテンツにして、もっと発信できるようにしたほうがいいんですね。

24時間365日、文句も言わず、指示した通りに働くのが、ホームページです。指示さえきちんとすれば、ホームページに再訪させることだってしてくれます。

住宅業界はWEB系に弱いとされています。その理由は、単に高齢化、ガラパゴス化だけでなく、リピートさせるという考え方がないからだと感じています。

  • ホームページに再訪問させる
  • 見学会に再来場させる
  • 家づくりを再体験させる

など、リピートさせることが、これからの住宅には必要ですし、成功にも大きく影響してきます。

情報量が少ない工務店のWEBサイトが集客できない理由

現代の消費者は、家に限らず、購買する前にインターネットで情報収集を行うことが一般的です。特に、住宅のような大きな買い物に対しては、より慎重に情報を集める傾向があります。そのため、工務店のWEBサイトの情報量が少ないと、以下のような問題が発生します。

信頼性の欠如

情報が少ないと、お客様は工務店の信頼性を疑問に感じることがあります。具体的な施工例やお客様の声が少ないと、実績が不足していると感じられることがあるのです。

興味の喪失

豊富な情報が提供されていないと、お客様の興味を引きつけることが難しくなります。家づくりのプロセスや工務店の特色など、詳細な情報があれば、お客様はより深く関心を持つでしょう。

検索エンジンの評価が低い

情報量が少ないサイトは、検索エンジンによって評価されにくい傾向があります。これにより、検索結果の上位に表示されず、新規のお客様に見つけてもらいにくくなるのです。

競合との差別化が困難

他の工務店と差別化するためには、自社の強みや特色を明確に伝える必要があります。情報が少ないと、お客様に自社の魅力を十分に伝えることができず、競合との差別化が困難になります。

リピート訪問の機会喪失

前述したように、リピート訪問は集客において重要な要素です。情報量が豊富であれば、お客様は何度もサイトを訪れるでしょう。しかし、情報が少ないと、一度訪れた後に再訪する動機が失われます。

以上の理由から、工務店のWEBサイトにおいて情報量が少ないと、集客に大きな影響を及ぼすことがあるのです。情報提供の充実は、お客様の信頼を築き、興味を引きつけ、検索エンジンの評価を高め、競合との差別化を図るために不可欠です。

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