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工務店が自己中心的な見学者を集めないためにできることとは?
注文住宅の完成見学会などにおいて、「自分さえ良ければいい」と考える自己中心的な見学者がいることは否めません。でも、これは見学会に限った話ではないのです。
例えば、トイレ。トイレは個室で人目につかない分、使い方に個性が出やすい場所です。お店や公共のトイレになると、自分のトイレでもないし、その場限りですから、より使い方に個性が出やすいですよね。なんでも、飛行機の機内トイレでは、100人に1人、機内のトイレを使用後にピカピカにして退出されるお客様がいるようです。
なぜ「トイレ掃除」を嫌がらない1%の人は、うまくいくのか?
CA(客室乗務員)は、こまめに「ラバトリー・チェック(トイレの監視、見張り、清掃)」を行います。
「トイレに不審物はないか」「タバコを吸っている人はいないか」「気分が悪くなって倒れている人はいないか」といった保安業務とともに、お客様に快適にご使用していただくために、トイレを常に清潔にしています。
ときおり、「汚い使い方」をされるお客様がいて、ビックリしたことがありました。
そんなとき、トイレを汚したままにできるのは、「次に使う人のことを考えていないのかな」という印象を受けました。
一方で、CAが掃除をする必要もないほど、化粧室をキレイに使ってくださるお客様がいます。
トイレットペーパーが「三角」に折られていて、洗面台の水ハネや水滴まで拭き取られています。
洗面台までキレイにしてから化粧室を出るお客様は、私の経験上、100人にひとりくらい=「1%」です。
なぜ「トイレ掃除」を嫌がらない1%の人は、うまくいくのか?
確かに、お店や公共のトイレを汚く使う方って、自分さえ良ければいいみたいな性格の輩が多いです。その反対に、トイレを「次に使う人のことを考える」「他の人が気にかけないところにも気を配れる」ということができる1%の人は、大事にしたほうがいいお客様ですよね。もちろん、トイレに限らず。
1%のおもいやり客を見つけ、大切にできるか
1%ぐらいなので、なかなか出くわすことはないですが、まれにいらっしゃるんですよ。他のお客様をおもいやる方って。自分さえ良ければいいという世の中では、本当に貴重な存在ですし、何故かそういう方には人が集まるため、優先して大事にしたほうがいいお客様ですよ。少しぐらいのえこひいきしたっていいぐらいです。
マナーによって値段が変わる「マナー推進割引」
ぶっちゃけ、客はお金を払う立場だから店側に少々横柄な態度を取っても問題ないと思っているクソは一部ですがいますよね。そういう奴は相手しないのが一番です。
とあるカフェでは、態度の悪い客への対策に、注文時の店員への「言葉使い」によって、コーヒーの値段が変わる「マナー推進割引」という取組みを行ったようです。
It pays to be polite! Cafe tries to encourage good manners by charging customers less if they say ‘please’ and ‘thank you’
- ‘Small coffee’ at $5 (£3.85),『コーヒーS』 5ドル
- ‘small coffee please’ at $3 (£2.30) 『コーヒーのSをください』 3ドル
- ‘hello, one small coffee please’ at $1.75 (£1.35). 『こんにちは。コーヒーのSサイズをお願いします』 1.75ドル
この「マナー推進割引」の効果は抜群で、店員が思ってた以上に周りの反応も良かったそうです!
注文住宅の完成見学会にいる「自分さえ良ければいい」と考える自己中心的な見学者
注文住宅の完成見学会における「自分のことしか考えていない見学者」について考えると、興味深い洞察が得られます。このような見学者は、公共のトイレや飛行機の機内トイレで見られる1%のおもいやりのある人々とは対照的な存在です。
自己中心的な見学者の特徴とその影響
- 尊重の欠如
このタイプの見学者は、展示されている家具や設備に対する敬意を欠きます。彼らは、展示品を乱暴に扱ったり、許可されていない場所に無断で入ることがあります。このような行動は、他の見学者が感じる快適さや安心感を損ない、展示空間の美観や整頓を乱すことにもつながります。 - マナーの問題
見学会では静かに振る舞い、他の参加者を尊重することが期待されますが、自己中心的な見学者はしばしばこれを無視します。彼らは大声で話したり、私物を適当な場所に放置したりすることで、他の参加者の体験を損ないます。また、子供を連れてくる場合、適切な監督をせずに走り回らせることもあります。 - 主催者への影響
主催者は、見学会が円滑に進むように多くの努力をしています。しかし、不適切な行動をする見学者がいると、彼らはその対応に追われ、他の重要な業務に集中できなくなります。これは、見学会の全体的な質を下げる原因となり、他の参加者にも不快な印象を与える可能性があります。
1%のおもいやり客との対比
これに対して、1%のおもいやりのある客は、見学会において非常に肯定的な影響を与えます。彼らは、展示されている空間を丁寧に扱い、他の見学者や主催者に対して敬意を示します。このような行動は、見学会の雰囲気を明るくし、他の参加者にも良い影響を与えます。例えば、彼らは展示品を慎重に扱い、必要な場合は質問をする際も礼儀正しく行います。また、他の見学者が不便を感じないように配慮することもあります。
注文住宅の完成見学会における自分のことしか考えていない見学者の存在は、主催する工務店だけでなく、他の参加者や施主にとって多くの課題を生み出します。一方で、おもいやりのある行動を示す1%の客は、見学会の質を高め、参加者全体の体験を向上させる重要な役割を果たします。このような行動の違いは、見学会だけでなく、社会全体においても重要な意味を持ち、良好なコミュニティの形成に寄与します。
工務店の自己中心的な見学者を集めないための取り組みとその集客への影響
工務店が注文住宅の完成見学会で自己中心的な見学者を避けるための取り組みは、参加者の体験を向上させるだけでなく、結果として工務店の集客にもプラスに働きます。
事前登録とスクリーニングの効果で信頼性が向上する
事前登録制と参加条件の設定は、工務店がプロフェッショナルであることを示します。これにより、見学会に参加するお客さんは、工務店が品質と安全性を重視していると感じ、信頼感を持つようになります。事前登録制度は、参加者が見学会に真剣な関心を持っていることを示すため、より質の高い見学体験を提供することができます。また、事前に参加者の情報を収集することで、見学会の内容を参加者のニーズに合わせてカスタマイズすることも可能になります。
情報提供と教育でブランドイメージを強化できる
マナーガイドの配布やウェブサイトでの啓蒙活動は、工務店のブランドイメージを強化します。お客さんは、工務店が顧客体験を大切にしていると感じ、ポジティブな印象を持ちます。これらの情報提供は、見学会の目的や期待される行動様式を明確にし、参加者が見学会に適切に準備するのを助けます。また、教育的なアプローチは、参加者が見学会での適切な振る舞いを事前に理解し、実践することを促します。
見学会を管理することで影響顧客満足度が向上する
小規模グループでの見学や適切なスタッフ配置は、参加者に個別の注意を払うことができ、顧客満足度を高めます。これは、口コミやリピーターの増加につながり、新たな顧客を引き付ける効果があります。小規模グループでの見学は、参加者がより個別化された注意を受けることを可能にし、質問や懸念に対して直接的に対応することができます。また、スタッフが常に見学者の行動を監視し、問題が発生した場合に迅速に対応することで、見学会全体の品質を維持することができます。
顧客ニーズに対応して、より魅力的な体験を提供できる
フィードバックの収集と改善は、顧客のニーズに応えることを可能にします。これにより、お客さんは自分たちの意見が反映されていると感じ、工務店への忠誠心を深めます。フィードバックを収集することで、参加者が見学会に何を期待しているのか、どのような点が改善されるべきかを理解することができます。また、このフィードバックに基づいて見学会を改善することで、将来の参加者にとってより魅力的な体験を提供することができます。
工務店の集客力への影響
これらの取り組みは、参加するお客さんによって注目され、工務店の評判を高めることにつながります。良好な見学会の運営は、参加者にとって忘れがたい経験を提供し、その話題が口コミやソーシャルメディアを通じて広がることで、新たな顧客を引き付ける可能性が高まります。結果として、これらの取り組みは、工務店の集客戦略の重要な部分となり、長期的なビジネスの成功に貢献します。
さらに、これらの取り組みは、参加者が工務店に対して持つ信頼感を高め、将来的なビジネスの機会を創出する可能性があります。工務店が提供する高品質な顧客体験は、見学会だけでなく、その他のビジネス活動にも好影響を与え、顧客との長期的な関係構築に貢献します。