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建築家・黒川紀章も挑戦したコンパクトな暮らし「中銀カプセルタワービル」
以前、「スペースを節約し、暮らしをコンパクトにする方法」として、アメリカのグラハム・ヒルを取り上げました。
幸福度が増す家とは?省スペース・デザイン・環境負荷に配慮した家づくり?
「捨てる技術」「断捨離」「こんまり片づけメソッド」など、いつの時代も収納関係の話題は、つきることはありませんが、実は、海外でも、数年前から同じようなことがち…
年々、コンパクトな家での暮らしは、関心が高まってきています。増税となれば、この傾向はなおさらでしょうね。
家のボリュームを抑えて、空間をデザインで効率よく、上手く使えるようにしたり、また、住まい手自身もモノとの付き合い方を見直し、住まうチカラをつけていくと、
今までよりもコンパクトな家でも十分暮らせることができます。コンパクトにすれば、費用も抑えられますし、浮いた費用は、性能・設備・ライフスタイルに使うこともできます。
意外にも、このコンパクトにするコンセプトは前々から存在します。例えば・・・中銀カプセルタワービルなど。
目次
建築家・黒川紀章が設計した「コンパクトな暮らし」
中銀カプセルタワービルとは、黒川氏が設計し、世界で初めて実用化されたカプセル型の集合住宅(マンション)。
銀座に1972年に、140の「カプセル」からなる集合住宅として建設されました。そのカプセルの中を、25年ごとに新しいものに取り替える計画でした。現在の使用状況の詳しい写真は、下記のサイトよりご覧いただけます。
http://www.noritakaminami.com/
建て替え問題などでいろいろとあった建物ですが、一応まだ残っています。さらには、一部借りることもできるようです。(追伸:2022年に解体)
コンパクトな暮らしをビジネスで考えると、まだ成り立たないのでしょうかね・・・