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「工務店」は余るほどの数いる。だからこそ絞り込みを!
「離島キッチン」ってご存知でしょうか?
島根県隠岐郡海士町の観光協会が運営している、全国の離島の美味しいものをお届けするお店です。
「離島キッチン」は、島根県隠岐郡海士町(あまちょう)の観光協会が運営している、全国の離島の美味しいものをお届けするお店で、隠岐(海士町)、対馬、岩城島、奄美大島、久米島、佐渡島など、離島がもつ贅沢な味わいを心から楽しめる食事処です。なんでも、もともとはキッチンカーで縦横無尽に日本を飛び回っていたようです。
先日、茨城県水戸の「離島キッチン」で食事をしてきたのですが、マーケティングに大事なことを教えてくれる場所でもありましたね。(※現在、水戸は閉店しています。)
どんなに素晴らしい商品やサービスでも悩みも問題もない人には売れないのと同じで、どんなに素晴らしいデザインや間取りでも、家を建てたくない方には売れません。
では、どうすれば売れるようになるのか?
ターゲットの絞り込みをしている
離島キッチンは、郷土料理の中でも「離島」というジャンルで、ターゲットを絞り込んでいるため、隣近所の飲食店との差別化があり、良い意味で異質になっていました。だから、郷土料理に興味がある方は、ふらっと立ち寄りますよね。
ビジネスはそもそも、相手の悩みや問題を解決することで成り立つもの。その解決するものとして、商品やサービスがあるわけです。それは家づくりも同じですよね。
どんなに素晴らしい商品やサービスでも悩みも問題もない人には売れないのと同じで、どんなに素晴らしいデザインや間取りでも、家を建てたくない方には売れません。
どうすれば売れるようになるのか?
そのためには、絞り込むを意識してください。別の言い方をするなら、「○○専門」の○○を考えるということです。
ワンダという缶コーヒーは、この絞り込みを化させることで、売上を2倍以上アップさせました。その方法は、「朝専用」という缶コーヒーにしたことです。これは、時間軸をもとに、絞り込みをしています。ワンダは、商品を変えたのではなく、朝専用という絞り込みをしただけなのです。
「朝専用」の発売は、2002年なので、これは、某アイドルグループがCM出演する前から、行っていることです。
たったそれだけのことで、売上が2倍以上アップするわけです。時間以外にも絞り込むことのできる要素は数多くあります。
- 性別で分ける
- 年齢で分ける
- 業種業界別で分ける
- 趣味、思考で分ける
- 地方で分ける
などなど。
「工務店」は余るほどの数いる。だからこそ絞り込みを!
工務店があふれる現代社会。その中で、あなたの工務店がどうやって目立つのか、どうやって競争を勝ち抜くのか、それは一筋縄ではいきません。その答えの一つが「絞り込み」です。
「絞り込み」とは、あなたの工務店が提供するサービスや商品を特定の顧客層に特化させることを指します。これは、あなたの工務店が他の工務店と差別化を図り、特定のニーズを持つ顧客に対してより魅力的な選択肢となることを可能にします。
例えば、あなたの工務店がエコフレンドリーな家づくりに特化しているとしましょう。その場合、環境に配慮した生活を求める顧客にとって、あなたの工務店は他の一般的な工務店よりも魅力的な選択肢となります。これは、あなたの工務店がその顧客の特定のニーズを満たすことができるからです。
また、絞り込みは、あなたの工務店が提供するサービスや商品の品質を高めるのにも役立ちます。特定の顧客層に焦点を当てることで、その顧客層のニーズを深く理解し、それに対応するための専門知識や技術を磨くことができます。
しかし、絞り込みを行う際には注意が必要です。あまりにも特定の顧客層に絞り込みすぎると、その顧客層が小さすぎてビジネスとして成り立たない、あるいはその顧客層のニーズが変化した時に対応できない、といったリスクがあります。そのため、絞り込みを行う際には、その顧客層の大きさやニーズの安定性を考慮することが重要です。
「工務店」は余るほどの数いる。また、住宅をデザインする方々の数で言えば、数え切れないほどの方がいます。数が増えれば、他とどう違うのかが一般の方にはわかりにくくなります。
だからこそ、「その他大勢」にはならぬよう、あなたの工務店がどのような顧客層に焦点を当て、どのようなサービスや商品を提供するのかを明確にすることで、競争を勝ち抜くことができます。絞り込みを意識し、あなたの工務店が提供する価値を高めていきましょう。