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工務店が行うべき信頼を得やすい情報の伝え方とは?
ヒトラーをご存じでしょうか?もしかしたら、20代前半の方だと知らない方がいるかもしれません。ヒトラーは、20世紀の中盤にかけて、世界を震撼させたドイツの独裁者です。
残虐で独裁的な彼が、なぜ大衆の心をつかむことができたのか?不思議ですよね・・・
ヒトラーの最大の武器は「言葉」であり「演説」
実は、ヒトラーの演説っぷりは、かなり特長的なのですが、裏にはすごいノウハウが隠されています。私も、住宅の広告宣伝を学んだとき、ヒトラーの宣伝手法の考え方を参考にしていたりしました。
彼は宣伝手法について、
「宣伝効果のほとんどは人々の感情に訴えかけるべきであり、いわゆる知性に対して訴えかける部分は最小にしなければならない」
「宣伝を効果的にするには、要点を絞り、大衆の最後の一人がスローガンの意味するところを理解できるまで、そのスローガンを繰り返し続けることが必要である。」
と、感情に訴えることの重要性をあげています。
例えば・・・
計算された喋り方
抑揚をつけて演説にメリハリをつけ、ジェスチャーすることで、口から言葉を述べるだけよりも、より強烈なインパクトを聴衆に伝えています。
人を引き付けるスピーチ内容
大衆との間に、共通の敵を持ち上げ、その敵をとにかく悪にし、味方を正義としています。また、けなされてから持ち上げられることで、聴衆の心は大きく揺さぶられます。
ワンフレーズの表現力
スローガンを短くて具体的にし、達成したときの情景が浮かびやすくしています。また、わかりやすくて単純なフレーズを繰り返しています。
夕方に演説を行う
一日の疲労が、精神的、肉体的もピークに達するのは、夕方で、人間の心理的バリアが一番弱まる時間帯とのこと。だから、人々はイライラして落ち着かず、一種の思考低下をきたし、暗示にかかりやすいのだそうです。
以上となりますが、
いかに情報をコントロールし、聞き手の感情をコントロールするか。これがキモのようです。
当時はインターネットもない時代ですから、資本や権力で、情報を偏らせることが、割と簡単だったのかもしれません。大衆の判断そのものは、間違っていなかったとしても、インプットされた情報が偏っているから・・・
住宅に置き換えたら、家を建てる作業は、例え間違っていなくても、使う材料が悪ければ・・・
つまり、曲がった柱で家を建てても、曲がった家しかできないように、偏った情報で判断しても、偏った判断にしかなりません。
こういった手法を、良い方に使うか悪い方に使うか、使い方次第で、結果は大きく変わりますね・・・
工務店が行うべき信頼を得やすい情報の伝え方とは?
上記の話にも絡んできますが、今も昔も情報ってすごく大事です。
ただ、近年では、インターネットが発達し、ソーシャルメディアの充実により、自分に関連した情報でさえも、あふれすぎて、処理しきれなくなっているのではないでしょうか?
よくある住宅ノウハウの誤解
「商品がよかったら売れる」とか、「ホームページがなければダメだ」とか、「景気が悪いからローコスト住宅でなければいけない」とか、惑わされていませんか?
商品の良さは当たり前になってきていますので、住み手にとってどういいのか?が必要ですよね。
ホームページも、あくまでもツールなので、上手く運用できないなら、1ページに絞って作り込むか、もしくは、ない方がましです。
景気が悪いからといって、低価格にする方法は、資本力のある大手がすればいいことです。大手ハウスメーカーのマネなんて、零細企業が一番やってはいけないことですよ。
現代は、こんな風に、誤解も生まれやすいあふれかえった情報の中にいるのです。
もっとも信頼を得やすい情報の伝え方
そんな中で、もっとも信頼を得やすい情報の伝え方は・・・これです!
「お客様の声を、広告に載せて、新規客を集める」
自分たちで「いい家です。」と言うよりも、数ある中から選び決めたお客さんの声の方が何倍も信憑性があります。また、そのお客さんが、自分と同じような境遇だったり、似たシチュエーションだったりすると、とても参考になるんですよね。
だから、信頼しやすくなります。
さらに、
- 契約前
- 打ち合わせ中
- 工事中
- 住み始めてから
- 住んで5年後、10年後
・・・など、これらの声を、拾い続けるマインド(気持ち)があると、絶対にみっともない家は、提供できなくなりますよ。事例となるお客様の声は、ただ集客のツールとなるだけでなく、サービス面の向上にも役立つわけです。