ライバル工務店を褒めれる余裕のある工務店になれるか?

サッカー日本代表のメンバーが決まり、ブラジルW杯が待ち遠しいですね。メンバーに選ばれた、FW 大迫勇也選手。あまりニュースにはなりませんが、かなりいい選手です。

ライバル工務店を褒めれる余裕のある工務店になれるか?

大迫選手は、1990年生まれの24歳。鹿島アントラーズに入団し、活躍後、W杯イヤーの今年、ドイツの1860ミュンヘンへ移籍をしています。

日本人選手の海外組が増えたとはいえ、移籍後すぐに結果を出せる選手はまだまだ少ないのですが、2月のデビュー戦でいきなりゴールを決めると、ここまで15試合で6ゴールとキッチリ結果を残しています。

そんな彼には、ずっとある言葉がついてまわっています。それは・・・

「半端ない」

この言葉の由来は、

2008年の第87回全国高等学校サッカー選手権大会、大迫選手が所属する鹿児島城西高校と対戦し、敗れた滝川第二高校の試合後のロッカールームを撮影された時の中西選手の言葉から生まれています。

「大迫、半端ないって! アイツ半端ないって!」

悔しさの中にも称賛が込められており、若さが全面に出ていますよね。しかも、監督まで「あれは凄かった 俺 握手してもらったぞ」と褒め称えています。この動画が話題になり、「大迫選手=半端ない」と言われるようになったようです。

ちなみに、この映像の中西選手はキャラクター化され、Tシャツまで販売されています。

ライバル工務店を褒めれる余裕のある工務店になれるか?
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ライバルから褒められるだけでなく、ライバルを褒める存在になれるか。

大迫選手が、「半端ない」と言われるのは、実力だけでなく、当時の対戦相手からの賞賛が後押ししていますね。ライバルからの賞賛は、印象を上げるのにすごく効果的です。(中西選手では、レベル的にライバルとは言えないかもしれませんが。)

また、敗者ながら賞賛している中西選手にも好意的な感情を持つ方も多いようです。

あなたは、ライバルから褒められる存在でしょうか?または、ライバルを褒めることはできますでしょうか?

工務店はライバルを褒めずにけなすのが普通です。なぜなら、リピートのない一生に一度の買い物であるがゆえ、逃すと何百万円という粗利が飛んでしまうわけですから、「自社だけが得をすれば良い」という考えを持つ方が多いです。

住宅業界でよくあるのは、お客さんを前にして、平気で「〇〇工務店は施工が悪い。」「〇〇の設計は良くない。」などと批評し、「だから、弊社がいい」と自社を勧める光景があったりします。

これは、お客さんも聞いていてあまり良い気はしません。決して「良い情報を聞いた」とはならないんですね。

なので、そうではなくて、ちょっと矛先を変え、尊敬する・見習うべき工務店や設計事務所を持ち上げ、賞賛し、「だけど自社も負けていない」という姿勢で取り組むと、お客さんと信頼性の高い接点が持てますよね。

普通、「ライバルを褒める」なんて、そのライバルにお客さんが行ってしまいそうで、こわくてできないのです。だからこそ、ライバルを褒めることで信頼性が高くなるのです。

「あの工務店、半端ないって!」と、褒めてみませんか?(笑)

ライバル工務店を褒めれる余裕のある工務店になれるか?

ライバル工務店を褒める余裕がある工務店になるためには、自社のビジョンと戦略、そして市場での立ち位置をしっかりと理解する必要があります。

自社の強みと弱みの分析

自社の強みと弱みを深く分析することは、競争力を高めるための第一歩です。強みを最大限に活用し、弱みを改善する戦略を立てることで、他社との競合に勝つ確率が高まります。強みと弱みの分析は、自社のサービス、製品、顧客対応など、多岐にわたる分野で行うべきです。自社が何に強いのか、何に弱いのかを明確にすることで、ライバルを褒める余裕が生まれるでしょう。

市場でのポジショニング

自社の立ち位置を明確にすることは、市場での成功に不可欠です。自社の特徴や強みを明確にし、それを顧客に伝える戦略を立てることが重要です。他社との違いを明確にし、その違いを強調するマーケティング活動を展開することで、顧客の心をつかむことができるでしょう。市場でのポジショニングがしっかりしていれば、ライバルを褒める余裊も生まれるでしょう。

ライバルとの協力の検討

すべてのライバルが敵ではありません。時には協力することで、お互いに利益を生み出すことができることもあります。ライバルとの協力を検討することで、新しいビジネスチャンスや市場の拡大が期待できます。ライバルを褒める余裕がある工務店は、競合ではなく協力するパートナーを見つけることもできるでしょう。このような協力関係は、業界全体の健全な成長を促進する効果もあります。

お客様への正直なコミュニケーション

お客様に対して、他社の良い点を素直に認め、それでも自社が選ばれる理由を明確に伝えることができる工務店は信頼されます。ライバルをけなすのではなく、褒めることで、お客様との信頼関係を築くことができるでしょう。この正直なコミュニケーションは、長期的な顧客関係の構築にも寄与します。お客様が他社と比較しても、自社の良さを理解してもらえるよう努力することが重要です。

絶えず学び、成長する姿勢

自社が完璧であるという過信は危険です。常に市場を観察し、ライバルから学ぶことで、自社のサービスを向上させる努力が必要です。ライバルから学ぶことで、自社のサービスや製品の質を向上させることができるでしょう。また、業界のトレンドや顧客のニーズに素早く対応することも、絶えず学び、成長する姿勢から生まれるでしょう。


結論として、ライバル工務店を褒める余裕のある工務店になるためには、自社の強みと弱みを深く理解し、市場でのポジションを強化し、お客様との信頼関係を築く努力が必要です。このような姿勢が、お客様にとっても魅力的に映り、結果としてビジネスの成功につながるでしょう。市場での成功は、自社の強みを最大限に活用し、ライバルとの健全な競争と協力のバランスを取ることから始まります。

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