競合と差別化を図るために必要なのはマーケットリサーチ!

競合と差別化を図るためには、
リサーチを行う必要があるのですが、

「徹底して競合をリサーチしろ」
「競合対策は一切するな」

一見、間逆のことを
言ってるような二つの意見。

あなたは、どちらが正しいと思いますか?

リサーチ 
 
・・・実はどちらも正しいのです。
 
 
競合をリサーチして、
競合がしてないこと探すことも大事ですし、

競合対策をする必要がない場合もあります。
 
 
これには、立場と順番が重要なのです。
 
 
 

最初に必要なのは「マーケットリサーチ」

実は、最初にいくら競合をリサーチしたところで、
それはすでに行われている過去の話になります。

似たり寄ったりで、
ドングリの背比べになってしまいます。
 
 
本当にしなければならないことは、

「マーケットリサーチ」という、
顧客や顧客層のリサーチなのです。

 
 
設計事務所も含め、経営の行き詰りの
大きな原因のひとつでもあるのが、

「顧客のために良い設計・デザインを提供しなければならない」

という考え方です。
 
 
実はこの、「顧客のために」という考え方が、
すごく危険なのです。
 
 
「顧客のために」と考えてしまうと、

自身の過去の経験をもとに、
「顧客はこういうものを求めている」という
思い込みをしてしまいます。
 
 
「顧客はこういうものを求めているという」
勝手な思い込みにより、

どの事務所も似たり寄ったりになり、
マンネリ化して行くのです。

意外と自分だけで考えて出てくることは、
他と大した差がないということですね。
 
Fotolia
 
私にも似たような経験があります。

OB施主の間で、スマホも普及し、
facebookの利用者も増えたので、

今後は施主とのコミュニティは、
オンラインに今以上にチカラを入れて、
施主同士を結び付けられたら・・・

そんな考えで、
とある施主とお話をしたら、

「同じコミュニティであれば、
まずはリアルなイベントを増やしてほしい。」
との意見がありました。
 
 
私は、オンラインの利便性から、
オンラインコミュニティの構築が

施主のためになるだろうと思い、
行動に移そうとしましたが、

実際はリアルなコミュニティが
求められていたのです。
 
 
ちなみに、自分が賢いと思っている人は、
「思い込み」が激しい傾向にあるようですよ(笑)
 
 
 

戦略の後に戦術。リサーチは順番が大事!

さて、

マーケットリサーチを終えたなら、
業界トップの大手であれば、
ここまでのリサーチをすれば、

資金力や開発力があるため、
競合を気にせずに、
新しいものの提案に持っていけますが、
 
 
小さな設計事務所は、ここから
競合のリサーチが必要になってきます。

マーケットが求めていることを、
競合がすでに行っているのかどうか?
そこに勝てるのか?ニッチに絞り込むのか?・・・
 
 
実は、マーケットリサーチというのは、
戦略を決める上での重要な要素であり、

競合リサーチは、戦術を決める上での
重要な要素なのです。

 
 
そのため、マーケットリサーチも、
競合リサーチもどちらも大事なのですが、

マーケットリサーチ(戦略)の後に、
競合リサーチ(戦術)という順番が重要なのです。
  
 
 

まとめ:競合と差別化するためには発想の転換が必要!

 
1.「顧客のために」ではなく、顧客の立場や目線で考えていくことが大事。

2.競合のリサーチは、マーケットのリサーチした後に行う。

 
競合と差別化を図るためには、リサーチは必須です。
ぜひ取り組んでみてくださいね。
 
 

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

【10月31日開催】基礎となる経営のシンプルな法則を知り、土台となる商品やサービスの質を高めませんか?

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。