工務店がDMを送っても反応がない理由

先日あるDM(ダイレクトメール)がポストに入っていました。まずこの写真を見てください。

工務店がDMを送っても反応がない理由

これ、何だと思いますか?真っ白な封筒に、今流行の「おもてなし」の文字のみ・・・

少し上質な紙を使っていたので、多少の高級感はありそうですが、ぱっと見、何のDMかわかりません。

・・・さて、これは、何の広告でしょう?答えは・・・?



答えは、「エステ」でした!

工務店がDMを送っても反応がない理由

分かるわけがない!

封を開けて取り出して、初めてわかりました。近所に高級エステがオープンしたようです。

元々、広告とかチラシとかDMとかが好きなので、注意を払っていて、いい広告であれば参考にしたり、いまいちな広告があれば、改善方法を考えたりします。

このDMは・・・いまいちですね。わざわざ写真を撮ってまでアップしているのは、ネタになるのと(笑)広告の大事な教訓が学べるからです。

目次

封を開けるまでわからない

大きなミスです。このDMは大きなミスをしています。それは、、、

20,000円という特別なオファーが、封を開けるまでわからない。

ということ。大事なところに意識を向ける事を忘れています。

それは、

「封筒を開けてもらい、そして中身を読んでもらう必要がある」

ということ。

その事をすっかり忘れているため、大きなミスをしてしまっているのです。

パッと見て、その続きを知りたいと思わせることができるかどうか

ポイントは、、、、

パッと見て、その続きを知りたいと思わせることができるかどうか

ということ。

封筒の中に広告を入れるのは悪い事ではありません。このDMが悪いのは、パッと見の部分が意味不明。ということ。中に特別なオファーがあるということがわからないのです。

現代人は忙しいです。だから広告はパッとしか見ない方がほとんどです。その数秒間の間に、その続きを読むかを無意識で判断する訳です。ぱっと見、意味の分からないDMは、大半がゴミ箱行きです。手にとった時点で、中の広告を読みたい!という気持ちにさせられなければ、あとはゴミ箱行きです。

DMの場合、まず、封筒を開けてもらうことが大事です。そして次は、中に入っている内容の「見えている部分」が大事です。そこに書いてある内容で「次を読みたくなる」気持ちにさせられなければ、読み手を惹きつけることはできません。もし広告を見てからの数秒で関心を引いて、中身を読ませられなかったら、その広告は失敗です。

まずは広告に注意を惹きつけ、そしてその注意を保つこと。

これが広告の成功する秘訣です。続きを気にさせることができていますか?

工務店がDMを送っても反応がない理由

DM(ダイレクトメール)の反応が思うように得られないとお悩みではありませんか?その理由は、先ほど述べたエステのDMの例から学べる重要なポイントにあります。

まず、DMの封筒自体がメッセージを伝える重要なツールであることを理解しましょう。封筒がただの包装材としての役割だけでなく、広告の一部として機能することを忘れてはいけません。封筒に何も書かれていない、または内容が伝わらない場合、受け取った人はそれが何であるかを理解するために封を開ける動機を持つことが難しくなります。

次に、DMの中身が「見えている部分」が大事です。封筒を開けた瞬間に、受け取った人が何を見るかは、その人がDMの残りを読むかどうかを大いに左右します。その部分には、受け取った人が興味を持ち、さらに読み進めたくなるような情報を提供する必要があります。

そして、最も重要なのは、DMが受け取った人に何か価値を提供することです。それは特別なオファーであったり、有益な情報であったりするかもしれません。しかし、その価値が封を開けるまでわからない、または全く伝わらない場合、DMはその効果を大きく損ないます。

工務店のDMであれば、例えば「新築・リフォームのアイデア」や「特別な割引」など、受け取った人が興味を持つ可能性のある情報を前面に出すことが重要です。そして、その情報が封筒からでも伝わるように工夫することで、DMを開けてもらい、さらに中身を読んでもらう可能性を高めることができます。

DMはただの紙切れではありません。それはあなたのビジネスと顧客との間の重要なコミュニケーションツールです。そのため、DMを設計する際には、その全体が一つのメッセージを伝えるように考えることが重要です。そして、そのメッセージが受け取った人にとって価値があるものであることを確認することが必要です。

これらのポイントを心に留めて、次回のDM作成に活かしてみてください。それが、DMの反応率を向上させる秘訣です。

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