建築家は排除されていく?『だれも知らない建築のはなし』

安藤忠雄、磯崎新、伊藤豊雄、レム・コールハースらが本⾳で語る建築ドキュメンタリー映画、

『だれも知らない建築のはなし』

が、2015年5月下旬、東京渋谷のシアター・イメージフォーラムを皮切りに、順次全国公開していくようですね。

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高度経済成長期から現在まで、日本の建築家たちはどのような夢をみて、どのように社会と関わり合いながら、何を作り出してきたのか。数多くの現代建築を実際に手がけた建築家たちによって現代建築史が語られる。

百戦錬磨の建築家たちが、観るものを興奮の渦に巻き込む「会話」のジャムセッションあなたの創造力を刺激する、スリリングで迫力に満ちた建築ドキュメンタリー!

http://ia-document.com/

 

今、建築家は何を考えどこに向かっているのだろうか
建築界の最重要人物たちが本音で語る「建築の未来」とは?

予告編を見ると、磯崎さんの「アーキテクトなしでもアーキテクチャーができ始めている」とか、安藤さんの「私的には完全に排除されていきます」など、予告編ならではの断片的にカットされたセリフが興味をそそられます。

何が排除されていく?建築家?

また、安藤さんの「小さい住宅でも世界にアピールできる」という言葉も興味深いですね。

 

建築家なんてカッコいいものではない!?

今の建築家像って、磯崎さんらの80歳代、安藤さんや伊藤さんらの70歳代などの、その辺りの世代が、つくってきたイメージな気がしています。

表面的にはカッコよさげに見えますが、裏側は泥臭そうですよ。

本編を監督している、石山友美さんは、建築一家に生まれた経歴を持つとのこと。
大建築家たちや神話的エピソードを崇めることは一切せず、今の問題意識から建築家の存在意識を問いかけていったようなので、その辺りも興味深いですね。

 

試写会に行かれた方の感想

 

”建築家との家づくり”だけでは心は動かない。

哲学がなければ、建築家の資格はないと思っていますが、
その哲学は、自己中さを含むことが多く、商業施設などなら良いんでしょうが、
住宅にとっては妙にうっとおしいときもあります。

また、活気的なアイデアとかデザインとか良い面もあるんですが、
実験的要素も忍ばしてくるので、悪い面も多いです(笑)

だから、住宅にとって建築は、毒にも薬にもなるというわけです。

薬にするためには、技術的なことや心の部分は、当人のレベルによってしまいますが、
伝える側としては、施主が価値(ベネフィット)を感じないといけません。

「建築家と一緒に家を建てる」ということは、価値ではなく特徴ですよ。
気を付けてくださいね。

参考記事:住宅広告のヒント!家を建てたらこんなコトが得られるという訴求

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

【10月31日開催】選ばれる家づくりを実現しませんか?

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

 

工務店経営者にしか実行できない注文住宅10棟を超えるための最低条件(概要編)

2019年9月7日

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。