滞在時間を伸ばすモデルハウスやショールームに必要なのは、体験やくつろぎといった魅力的な時間の提供

ここ数年、アパレルや化粧品ブランドの店舗は、本来の商品とは直接は関係のない空間を設ける戦略が増えています。「スロー・ショッピング」戦略という、ただ商品を販売するのではなく、体験やくつろぎといった魅力的な時間を提供するというやり方です。

リアル店舗は、迅速さと利便性ではネットショッピングに勝てませんが、ネットショップにはできないリアル店舗の魅力を磨き、滞在時間を伸ばすというもの。

例えば、

  • 今年の6月に、バーバリーがロンドンに初のカフェレストランをオープン。
  • 2014年には、ニューヨークでラルフローレンがカフェをオープン。
  • 2013年には、クラブ・モナコがカフェ、書店、花屋を店内にオープン。

ネットでの購入が慣れてきたことや、物が溢れている時代ですから、最近の消費者は物欲を満たすことより体験を重視するようになってきてますよね。その辺を踏まえると、商品を買うこととは違う目的で店を訪れてもらえるかどうかが、成功の鍵になってきているということでしょうか。

unnamed

滞在時間が伸びれば、接触時間・頻度も上がり、信頼関係も築ける

デザインや素材に多少の違いはありますが、ただ見るだけのモデルハウスやショールームだと、どこも同じに見えてしまい魅力に欠け、どうしよう?と悩んでいる方は多いと思います。

だからこの手の話を聞くと、「じゃあカフェやろう、書店やろう、花屋やろう、雑貨やろう」と思いがちですが、無理に手を出さなくても、できることはたくさんあります。

それが「体験」です。

家関係・暮らし関係で体験できることは、多々あります。
その企画を考えるためには、まず、

「家づくりの何が楽しいのか?」

を考え、体験として企画していくべきです。
楽しさが出てこない場合は、この手の施策はやっても無駄な気がします・・・

 

 

追伸:工務店経営者の方にお知らせです。

参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

この記事が気に入ったらシェアいただけると嬉しいです。


工務店経営者に役立つ
  • ・お金のブロックパズル
  • ・利益を出すためのフローチャート
メルマガご登録者に、木造建築工事業(工務店)の黒字企業の経営指標(参考値)を当てはめた、ブロックパズルとフローチャートを差し上げています。


ご入力いただいたメールアドレスに、不定期メールマガジン『イエコトバ』をお届けいたします。不要な場合、いつでも解除できます。
 

ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。