建て替えかリノベーションかは、その場所での最大価値を考えるべき!中銀カプセルタワーは建て替えたら?

BS朝日のFresh Facesで、建てたがらない建築士・いしまるあきこさんのインタビュー動画が公開されています。建築家・黒川紀章さんが設計された、中銀カプセルタワービルに事務所を構えているとのことなので、取り上げてみました。

■あらすじ
学生時代に同潤会青山アパートに出会い古い建物の魅力に気づき、建てない建築士を志す­。
これから建物が余っていく時代に、今ある建物を活かして快適な空間を作るリノベーショ­ンを広めていこうとしているいしまる。彼女の目指す世の中とは?

■プロフィール
建てたがらない建築士・いしまるあきこ
1978年生まれ 東京理科大学大学院修了
既にある建物の良さを見出し手をかけ有効活用したリノベーションを中心に活動している­建築士。
建築の枠にとらわれず人と人、人と場所を繋ぐきっかけづくりがモットー。
自分ひとりでできるセルフ・リノベーションを広めるために全国各地でワークショップを­開催している。

老朽化しても人気が衰えない中銀カプセルタワー

以前も、「建築家・黒川紀章も挑戦したコンパクトな暮らし」ということで、中銀カプセルタワーを取り上げています。

建て替えかリノベーションかは、その場所での最大価値を考えるべき!中銀カプセルタワーは建て替えたら?

建築家・黒川紀章も挑戦したコンパクトな暮らし

2013年10月12日

いしまるあきこさんも事務所を構えている、この「中銀カプセルタワー」、好きな方は多いですが、下記のレポートを見るかぎり、老朽化がひどいですね。

給湯は全館で停止していて、給水もA、Bと2棟あるうちのB棟のみ可動。空調も全館共有のものは使えないようです。また、剥げ落ちた外壁や、建築材にはアスベストが使用されているとのこと。カプセルを購入したにもかかわらず、使用できない所有者もいるようです。

2007年に一度は建て替えが決議されましたが、リーマンショックの影響で頓挫し、現在、建て替え派と保存派で意見が割れています。法律では老朽化マンションの建て替えは、全体の8割の賛成が必要で、現在建て替えに賛成しているのはおよそ7割とのこと。

このズルズルさって、お金を生まない・・・

なんだか最近の、古いものは何でもかんでも直そう(リノベーションやリフォーム)という傾向に、違和感を感じるんですよね。建て替えかリノベーションかは、その場所での最大価値を考えるべきなのでは?

中銀カプセルタワーの場合、デザインやコンセプトとかは好きですけど、場所が東京の汐留付近なので、土地も高いですし、ちまちまと事業するのは、いかがなものかと・・・多分、直したところでしれてる気がしますが、その辺りの事業展開を知りたいですね。

個人的には建て替え派で、きっとこの場所で生まれるお金って、もっと大きなものだと思いますよ。さっさと建て替えて、新たな取組みが必要な気がします。場所が場所なだけに、事業性を追求した方がいいですよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。