ポジショニングはニッチinリッチ!空き家を再生ではなく、あえて壊す「減量住宅」

以前、集客のために必要なポジショニングの話で、「木造賃貸住宅の再生」の例を挙げました。空き家やリノベーションが流行る中、木造賃貸に絞り、低予算で再生していくというもの。

周りの工務店・設計事務所と似たり寄ったりな集客できないポジショニングを今一度見直そう!

2016年5月10日

greenzで取り上げられていた建築家の飯名悠生さん、こちらもいいポジションですよ。

減量住宅 on Strikingly

減量住宅 on Strikingly

減量住宅の最終目標は、解体とのこと。つまり、“なくなる”こと前提でプロジェクトを進めています。なので、建築家が一定期間空き家の住人となり、少しずつ家を減量していくんだそうです。

再生ではなく、あえて壊す?

減量住宅は、DIYやリノベーションが流行り、社会全体が空き家の再生へと向かう中、あえて壊すことを提案するというポジションです。

空き家問題という市場がある中で、皆が再生を行っているところを、真逆を行っているので目立ちやすいです。ポジショニングは、ニッチinリッチが基本で、ある程度市場がある中で絞り込むことが必要です。

また、「減量住宅」というキャッチな名前もわかりやすいですね。

減量住宅の発想は個人的に好きです。空間は無駄にある必要はないし、必要な時に生み出せるのがいいので、理想は、ちょうど良さを常にコントロールできる状態なんだと思っています。

ちなみに、海外では、建てた家が自ずと崩壊し自然へと還る「引き継がない家」が出てきています。自然に還る素材で作っているため、メンテナンスをせずに10年ほど放置すれば、建てた家が自ずと崩壊し自然へと還る家です。

親子で家を引き継がせる時代は終わり、関係性で引き継ぐ時代へ!

2015年6月16日

新しくなければいけない、広くなければいけない、部屋はいくつなければいけない、長持ちしなければいけない・・・など、今まで常識とされていた住まいづくりは、どんどんぶっ壊れていきますよ。

なぜなら、自分たちにとって心地の良い空間にいられることが、大事なことですからね。

 

 

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追伸:工務店経営者の方にお知らせです。
参加した工務店経営者の声
今ではたくさんのコンサル会社がいろいろなセミナーをやっている時代、どれを聞いても同じようなセミナーで、言っていることはだいたい同じ、特に共感できるところもなく金儲けでセミナーをやっているとしか思えないようなセミナーばかりでした。そしてある程度規模の大きい工務店、地場ビルダーを対象にしたセミナーが多いことでした。でも以前より何回か井内さん、出口さんのセミナーを受けていますが、とても分かりやすく中小工務店(年間棟数20棟程度まで)を対象にした問題点を取り上げてくれています。

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ABOUTこの記事をかいた人

井内智哉

設計事務所勤務時に、建築家ネットワーク会社・アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)とのコラボしたブランド住宅「AROS」の全国展開に宣伝・広告として携わる。ミサワホーム創業者の三澤千代治氏の新事業・200年住宅「HABITA」の立ち上げから携わり、宣伝・技術・営業・企画などの経験を積む。後に全国の地域工務店200社以上を束ねる住宅のフランチャイズ事業にまで成長。その後、デザイン住宅を軸にした注文住宅の事業「ソラマド」の全国展開に携わる。WEB集客やコミュニティの構築、関東・東海地域の市場開発、提携工務店への研修など、年間150棟ほどの住宅設計のマーケティングサポートを行う。また2013年1月、同社にて新規事業のDIY・リノベーションを提案するお店を立ち上げる。2013年6月より、住宅業界専門のネットマーケティングコーチとして独立。工務店フランチャイズ本部や同業他社とも連携し、地域工務店のサポートや研修などを経て、年間棟数20棟未満の小規模工務店の経営者向けにノウハウやコンテンツを提供している。2014年10月~2015年3月まで日本住宅新聞にて、歴代最年少執筆者として連載。