- もし、あなたの工務店がホームページから集客や受注を増やしたいのなら・・・
- もし、あなたの工務店が自社のブランドを確立したいのなら・・・
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外見と中身が一致してない家づくりは施主に愛されない。住まい手である施主の存在を大事にしないと集客にも苦戦する理由
漫F画太郎の「罪と罰」というマンガがあるのですが、ご存知でしょうか。
表紙の絵と中身の絵が違う、漫F画太郎の「罪と罰」
あの有名なドストエフスキー原作の「罪と罰」のマンガ版なのですが、作者の漫F画太郎というのは、この時限りのペンネームでして、書いているのは漫☆画太郎氏です。
漫☆画太郎といえば、こんな感じの絵を書かれる方で、好き嫌いが分かれる内容ばかりを書かれています。
なので、「罪と罰」1巻の表紙のイラストはイメージで、他の方(イラストレーターのEnomoto氏)が書かれています。
そして、原作ドストエフスキィと堂々と書いておきながら、個人的な解釈入った原作無視の展開で話は進みます。その内容は、知っている人なら言わずとも、漫☆画太郎節満載の下劣な内容です(笑)
ちなみに、2巻は、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のかんざきひろ氏。
3巻は、「刃牙」を描かれている板垣恵介氏の表紙。
最終巻の4巻でようやく、表紙も本人が書いています。
案の定、評価は好き嫌いがはっきり分かれており、好きな人は、昔からの漫☆画太郎ファンの方が多いと思います。嫌いな人は、詐欺的な表紙に騙された方が多そうですね。
外見と中身が一致してない家づくりは、施主に愛されない・・・
外見と中身が違うことの結果は、マンガなら面白おかしく話題にできますが、これを家づくりに当てはめたら、施主は味方になることはないでしょう。
- 外見=WEBサイトやカタログなど、外から見る家づくり
- 中身=実際の家づくり
以前、「良い家をつくってる人が良い人とは限らない。」という記事で、どんなクズ人間でも、広告の出来が良ければ表彰しますよというコンペCMを取り上げましたが、魅力的な外見(宣伝・広告)は、悪い人間でもつくれるわけです。
例えば、大きな話で言えば、某大手住宅会社が昔行った「坪20万円台で建てられます。」とうたっておきながら、実際は40万円台になるとか。
細かい話で言えば、地域密着とうたっておきながら、全然密着してない工務店も実際多いですし(笑)WEBサイトやカタログなどでは、他所の施工例やお客様の声を使ったり、言葉や写真を巧みに使い、良いことを書くことなんて、簡単に出来てしまいます。
やはり、こういったズレは少しでも少なくする必要があります。こういったズレがあると、たとえ契約になり建てたとしても、その後、イベントや写真撮影・取材には協力してくれません。
住まい手である施主の存在を大事にしないと集客にも苦戦する
施主との関係性の深化が集客に繋がる理由
集客につながらない原因のひとつに、「すでに住んでいる施主との繋がりが見えない。」ということも挙がります。実際、集客できないと悩んでいる工務店の多くは、これが欠けています。
上記のようなズレでも繋がりが失われますし、また「引き渡したら終わり」という考えが、集客できない方向へ導いていっているのです。
「引き渡し後、事務的なアフターやメンテ以外で、どんなことで施主と接しましたか?」
その後の暮らしがつくられていくのを一緒に感じ、それを得られることは、集客にも活かせますよ。
なので、施主との関係性を深めることは、集客のための最も効果的な手段の一つと言えます。満足した施主は、自らの経験を基に、あなたの工務店を友人や知人に紹介してくれる可能性が高まります。このような口コミや紹介は、高額な広告よりも信頼性が高く、新しい顧客を引き寄せる力が非常に強いのです。
関係性の希薄さの原因と解決策
しかし、現実には多くの工務店が施主との関係性の希薄さに悩んでいます。この問題の背後には、契約後のアフターフォローが不足していること、施主の真のニーズや要望を深く理解していないことなどが原因として挙げられます。
この問題を解決するための第一歩は、施主の声を真摯に受け止める姿勢を持つことです。定期的にヒアリングやアンケートを実施し、施主の満足度や要望を正確に把握することで、サービスの質を向上させる手助けとなります。さらに、施主とのコミュニケーションを頻繁に取ることで、彼らの生活の変化や家族の状況に合わせた提案を行うことが可能となり、長期的な信頼関係を築くことができます。
施主の存在を大事にすることの真の価値
施主との関係性を深めることは、集客の向上だけでなく、ビジネスの持続的な成長やブランドの信頼性向上にも寄与します。その関係性は、単にビジネスの一部としての関係だけでなく、それ以上の価値があります。ある意味、あなたの工務店経営の成功を左右する重要な「パートナー」としての役割を果たしているいっても過言ではありません。
施主の存在を真に大事にし、彼らのニーズや要望を常に考慮することで、工務店としての信頼性やブランド価値を高めていきましょう。