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工務店の建築写真のセンスの無さは設計のセンスにも比例する理由
シンガポールで行なわれた世界建築フェスティバルにて、2015年の「Arcaid 建築写真アワード」が発表されており、Gizmodoでも紹介されています。
Arcaid 建築写真アワード 2015
写真は4つの部門に分かれていて、
- SENSE OF PLACE
- INTERIOR
- EXTERIOR
- BUILDINGS IN USA
最優秀賞はこちらの写真。
そして、それぞれの部門での優秀賞で、
SENSE OF PLACE
INTERIOR
EXTERIOR
BUILDINGS IN USA
iPhoneで撮影された最高レベルの写真サイト「The iPhone Photography Awards(IPPAWARDS)」
こちらの写真サイトも良い構図が多いです。一昔前みたいに、一眼レフで広角レンズの仕様もいいですが、今は、iPhoneでも十分な写真が撮れますね。
iPhoneで撮影された写真のレベルを知りたいなら、「The iPhone Photography Awards(IPPAWARDS)」のサイトを拝見すると、そのレベルがわかりますよ。毎年、コンテンストを開催していて、iPhoneで撮影された素晴らしい写真が掲載されています。
2016年にグランプリに輝いた写真はこちら。
「Man and the Eagle」というタイトルなので、鷲ですね。鷲匠?でしょうか。男性と鷲との関係性(距離感)が良い画になっていますね。
建築部門の最優秀賞はこちら
建築写真でよく見る、光と影のコントラストですね。
建築部門ににかぎらず、その他の写真も構図や全体のバランスの参考になりますよ。参考にしてみてください。
良い建築写真を撮りたいなら、良い建築写真を受け止めること
以前、建築を撮るなら建築の何が魅力的なのか?ライフスタイルを撮るなら、そのライフスタイルの何が魅力的なのか?という知識も大事ということを書きました。
だから、良い建築写真を撮りたい場合、建築物の魅力を引き出す良い構図を捉える力が必要です。指示する場合も同じです。その引き出しを増やす上でも、良い建築写真は目を通したほうがいいですよ。
建築写真において、構図が下手だと、建築物の魅力を引き出せず、印象に残らない写真になってしまいます。また、建築物の構造や形状を正確に表現できないため、建築物の設計にも影響が出ます。
工務店の建築写真のセンスの無さが設計のセンスにも比例する理由
建築写真は、単に一枚の写真以上の価値を持っています。それは、建築物の魅力や特性、そしてその背後にある設計の哲学やコンセプトを伝えるための重要なツールとしての役割を果たしています。工務店として、建築写真のセンスの無さが、設計のセンスや品質にも影響を及ぼすという事実を深く認識することは極めて重要です。
写真のセンスが設計の品質を反映する
写真は、建築物の魅力や特性を伝えるための第一のステップとして機能します。もし写真が魅力的でなければ、その建築物の設計の魅力や独自性も伝わりにくくなります。逆に言えば、写真のセンスが低ければ、それは設計のセンスも低いという印象を顧客やクライアントに与えかねません。このような印象は、工務店のブランドイメージや信頼性にも大きな影響を及ぼす可能性があります。
原因としての知識不足と経験の薄さ
多くの場合、工務店の建築写真のセンスの無さの背後には、建築やデザインに関する知識の不足や経験の薄さが隠れています。写真を撮る際の構図や照明、色彩のバランスなど、専門的な知識が求められるだけでなく、それを実践する経験も必要です。この知識や経験の不足は、設計の段階でも影響を及ぼす可能性があり、それが結果として建築物全体の質に影響を及ぼすことも考えられます。
解決策としての専門家の活用と教育の重視
この問題を解決するためには、専門家の意見やアドバイスを活用することが有効です。建築写真家やデザイナーとの連携を強化し、その専門的な知識やセンスを取り入れることで、写真の品質を向上させることができます。さらに、社内での教育や研修を重視し、スタッフの知識や技術を向上させることで、設計の品質も向上させることが期待できます。